これまで行政だけでは解決しきれなかった地域・社会課題を、NPO、企業、行政、住民等が
連携して解決しようとする動きが見られ始めています(コレクティブインパクトの創出)。
2枚目の名刺を持つ社会人は、それぞれが所属する企業などとのつながりを生み出し、
新しいアイデア、行政の枠を超えた展開を実現する可能性があります。
NPO二枚目の名刺では、多様な関係者と連携したコレクティブインパクト創出を実現する
プロジェクトに取り組みます。
人口減少、人生100年時代、多様化する住民のニーズ。社会の大きな変化の中で、行政組織にも
そこで働く行政職員にも変化が求められています。このような変化に対応するために、
例えば国家公務員の公益兼業が認められる予定であり、また一部先進的な行政組織でも、職員の
副業・兼業を後押しする動きがあります。2枚目の名刺を持ち組織外でも学ぶ行政職員は、
組織により一層貢献するとともに、新たな価値観を持ち込むことで組織を活性化。
それにより組織が地域や社会により大きな価値を生み出すことに繋がります。
また、地域課題解決への想いを持った行政職員は地域の核となり、地域に新たな価値を
生み出す可能性もあります。NPO二枚目の名刺は、公務員が2枚目の名刺を持つことを、
行政と協働しながら後押ししていきます。