プロジェクトの紹介

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Tokyoパラスポーツ『デフ空手道』サポートプロジェクト

プロジェクトの概要

デフ空手を広めるための活動の推進

パートナー団体

全日本ろう者空手道連盟 東京都支部

http://jdkf.jp/

期間

2019年8月3日~2019年12月8日予定 

メンバー

IT系企業:2名、営業:1名、公務員:1名、WEB系企業:1名 など

Tokyoパラスポーツ・サポートプロジェクト ~2020年から始まる新たな物語~

8/3のコモンルームで、手話でのプレゼンテーションを実施した全日本ろう者空手道連盟の皆さんの想いに共感したメンバーが集まったデフ空手プロジェクト。kickoffミーティングから1か月経ちました。

最初から全員が集まる事が難しく、お互い初対面。
どうやってコミュニケーションをとればいいのか、時にはぶつかり、悩み、slackやLINEも使って沢山話し合いを重ねてきました。

それでも「デフ空手を知ってほしい」「素晴らしさを伝えたい」という想いは同じ。
スコープ決めに苦戦しつつも、10/5に開催される“第3回 デフ空手道祭”のために行動する!とまず決めて行動と議論をスタート!

デフ空手の練習を直接見に行って実感したり、チラシを配ったり、インスタグラムやtwitterのアドバイスと、メンバーができることを行い、順調に参加者を増やしていきました。

その中で気づいた、耳が聞こえる、聞こえないに関わらない「デフ空手のファンを増やしたい」ということ。
今後はそれを具体的にどうしていくのか、アクションを決めていきます!
最終発表までにどの様な事ができるのかとても楽しみです!

ミーティングとイベント参加

ミーティングは週に1度。しかし、仕事が忙しくなかなか全員がそろう事も難しかったので、slackを使ってお互いの進捗や思う事を確認してきました。
また、全日本ろう者空手道連盟(JDKF.)の事やデフ空手をもっと知るために、メンバーは定期的に行われているデフ空手の練習を見学したり、2019/10/5に行われた“第3回 デフ空手道祭”ではメンバーが見学だけでなく、スタッフとして入り、全日本ろう者空手道連盟(JDKF.)の活動やデフ空手の熱い雰囲気を体感して理解を深めていきました。

伝えるためには何が必要だろう?

プロジェクトの前半で確認していた「デフ空手のファンを増やしたい」という想い。しかし、全日本ろう者空手道連盟(JDKF.)の課題や、想いを皆で確認していく中で、それを伝えていくには何が必要だろう?と立ち止まります。 議論を重ね、「ろう者でも、耳の聞こえる聴者でもわかりやすい、伝えやすいツールにしたい」という理由でパンフレットを作成することを決めます。こうして、最終的な成果物を決定していきました。

中間報告会では、チームがこれまで実施してきた事や率直に感じたことについて発表しました。また、同じ時期に実施していたサポートプロジェクトのメンバーからフィードバックをもらい、改めて自分達がこれまでやってきてよかった事や改善する箇所を確認していきました。

プロジェクトの後半 ~ついにゴール!~

プロジェクトの後半では、メンバーの一枚目の都合でどうしてもプロジェクト作業にまで時間を割けないメンバーも発生しました。しかし、残ったメンバーが「自分達でできること」を分担、全日本ろう者空手道連盟(JDKF.)と連携し、パンフレットのイメージを固めていきます。途中、モチベーションを保つことも難しい場面がありましたが、パンフレットのドラフトができると一気に加速!印刷して折って確認したり、言葉をチェックしたり、写真を入れたりと皆でゴールまで突き進みました!

最終報告会の前日まで作業は続き、ついに迎えた報告会当日。

プロジェクトの想いや大変さ、そして完成したパンフレットをもってメンバーが報告会へ挑みました。
パンフレットを各テーブルに配りながら、自分達の成果や感想を真剣に発表している姿が印象的でした。
感想の中で、「最後までやりきる事が難しい。団体と同じくらい信念を一緒に持つことが必要だと思った」「知らないことを学び、成長したと感じた」「会議の中で意見や質問を繰り返すことを前に進むのが刺激的だった」という事があり、越境することの難しさや楽しさを感じたプロジェクトでした!

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