プロジェクトの紹介

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「世界を変えるグローカル人材が溢れる社会を創る」その展開に向けた仕組みつくりに関わる3か月のプロジェクト

プロジェクトの概要

GSCは、国際協働や政策提言を通じて日本の中高生が社会課題に挑む機会を提供する教育団体です。現在すでに動いている気候変動リーダーシッププログラム・サミット、インドの高校生との交流プログラム、3Dプリンターを使ったワークショップなど、複数の企画が同時に進行しています。

GSCの運営の支援、今後の展開に向けたプログラムの体系化、企画、運営の設計支援、またそのためのマーケティング分析などについて、現状の課題整理をしながら、必要な取り組みについて検討していきます。

また、今年度の方針についても、二枚目の名刺の社会人と協働することで、わかりやすい言葉で多くの人が共有できる理念や価値観の表現方法や違った視点からの新たな課題についても考えていきます。

さらに、営業戦略についても検討し、GSCのプログラムが多様な背景を持ち、海外に関心のある中高生に届き、意欲ある若者の行動を支援していくプログラムとなることを目指していきます。

パートナー団体

「Global Solutions from Classroom(GSC)」

GSCでは、オンライン国際協働教育(COIL)を用いて、世界と日本を繋ぎ、「好き」や「得意」を軸にグローカル人材(グローバルな視点や経験を活かして地域社会や経済の活性化、発展に貢献する人材)として日本の地域社会の活性化や日本発で世界の問題にも貢献していける人材の育成を目指しています。さらには世界を舞台にグローバル人材として活躍できる人材育成を目的とした教育団体です。


【ミッション】

「好き」や「得意」を原点に、教育と産業を世界とつなぎ、多様な価値観を尊重し合いながら、次世代がグローバルにもローカルにも活躍できる実践の場を創る。

事業内容

・プロジェクト型オンライン国際交流
・3Dプリンターでオンライン国際交流
​・実際の社会課題解決
​・世界で活躍するためのリーダーシップ育成

参加メンバー

・社会人メンバー計3人
(職種:障害者雇用支援(公認会計士)1人、企業マーケティング担当1人、大学生教育学部1人)

 

スケジュール

期間:2026年5月~2026年8月

2026年5月20日(水)  :CommonRoom 121

2026年5月27日(水) :Kick Off

2026年7月7日(火) :中間報告会

2026年8月11日(火) :最終報告会

1.プロジェクトの進捗(キックオフ~現在)

【プロジェクトの進捗状況】

キックオフミーティング(5/27)では、自己紹介を行いました。社会人からは、なぜこのプロジェクトに関心を持ったのか、どんなことをしたいのかなど、二枚目の名刺に参加した背景とGSCを選んだ理由についてお話しいただきました。ご自分の留学経験からGSCのプログラムに関心を持った、グローバルな人材育成に関心がある、教育を学ぶ中で関心を持ったなど、様々な動機からこのプロジェクトに参加されていることがわかりました。

定例ミーティングについて、最初の3回について、6月4日(木)、6月10日(水)、6月19日(金)と曜日が定まりませんでしたが、全員参加できる日を選ぶことができました。また、団体の代表がアメリカからのzoom参加となるため、21時開始となりました、6月22日以降は毎週月曜日の21時から定例会をする予定です。

 

 

 

【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】

定例ミーティングでは、社会人がファシリテーターと書記を担当することになりました。ここではプログラムとしての成果を追うだけでなく、多様な背景を持つ人たちとのディスカッションにおける、コミュニケーションの工夫、議論の進め方などを経験し、GSCと社会人の相互理解を深めることはもちろん、個人としてのプログラム参加の目標でもある自分のスキルアップのための挑戦が安心してできる場所であることの共通認識が育ってきました。そして実りのある議論を進めていく雰囲気が生まれてきています。

第2回、第3回のミーティングでは、GSCから現在行っている活動について、なぜ3Dプリンターを使うのかなど、わかりにくい部分があるので、整理して理解したいという声が出たことから、GSCからも資料を提供していただき、多くの時間を相互理解と共通言語のすり合わせに使いました。ここでは、より深く団体の活動を理解しようとする積極的な社会人の姿勢が見え、またGSCからもこの活動の想いについて丁寧な説明があり、価値あるプロジェクトを一緒に育てるんだという思いが育ってきたように感じます。

そしてGSCからは、より広く活動を理解してもらうためにどういうアプローチがいいのか、何がわかりにくいのかなど、社会人への質問も出て、プロジェクトを進めるうえでの前提である活動の内容や団体の想いについて深堀をしていきました。

今後は、広報戦略を明確にするために、現在行っているGSCプロジェクトの参加者へのインタビューに社会人が参加することとなりました。社会人はそれぞれの専門を活かしながら、また新しい経験として挑戦する人もいて、今後の営業戦略を検討する上での参考になる取り組みとして積極的に取り組んでいます。

 

2.プロジェクトの進捗(中間報告会後)

【プロジェクトの進捗状況】

GSCが目的としている、ひとりでも多くの海外に関心のある中高生に、このプログラムを届けたい、そのために何が必要で、何か参加決定に至らない疎外要因となっているのか明確にわかっていませんでした。GSCは今まで受講後のアンケートは行っていましたが、丁寧な分析は行っていないこと、より深く参加者のお話を聞きたいということで、実際に社会人が高校生の参加者にオンラインインタビューを行いました。さらに、ホームページをアップデートしたいというGSCの希望がありました。すでにGSCは電通の方とコピーライトなど相談をする予定があり、そのためにたたき台が必要であることから、社会人と一緒に作りたいとの提案がありました。社会人がGSCのホームページ作成に参加することは、参加に興味のある中高生やその保護者の方たちに、見やすい、内容がよく理解できる、魅力的なホームページの提供に貢献できるはずであると、積極的に参加しています。現在は、集客能力のあるホームページにするために3人の社会人が分担して改善した方がいい点、新しい提案など、議論を重ねているところです。

 

 

【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】

インタビュー実施に関しては、正式なインタビュー調査に参加するのが始めての社会人がいることから、準備段階の確認事項、インタビュー全体の構成、質問内容、倫理的配慮、分析の仕方などを確認しました。質的な研究についても意見を交換する機会があり、マーケティング分析、社会学的な質的研究の意味、分析について積極的に学ぶ姿が印象的でした。

 社会人3人でミーティングを重ね、時間を融通しながらインタビューを実施しました。そこでGSCの参加者の特徴や今の中高生の気持ちや将来像などを理解することができ、GSCの活動の社会的価値についてより深く理解して活動している印象です。

 インタビュー、ホームページの改訂などの活動を通して、GSCに対する想い、理解度が深まり、自分たちのプロジェクトであるという想いが強くなり、団体との協働意識が醸成されてきました。また社会人ひとり一人が、中間発表後に最初の自分の目標について確認する時間を1オン1で持ちました。そこで最終報告までにプロジェクトの中でどうチャレンジするか再確認し、残りの時間を有意義に使うための意識を新たにしました。

 

 

3.プロジェクトの進捗(最終報告)

【プロジェクトの進捗状況】

3か月のプログラムを通して3つの課題、組織運営の見直し、プログラムの課題発見、財務・収益の課題の整理の3点について検討を進めてきた。中間発表以降は、ステップ4から7までの調査、分析、改善案の検討、改善の実践を最終報告までに進めました。

 

1.組織運営の見直しについて

 主要メンバーは2名であり、他は流動的なボランティアであることから、アンケートを行ったり、新しい企画のアイデアがあっても、分析し企画に起こすところまで行くことが難しいことがわかりました。そこで、次のステップのために組織運営について見直し、継続して活動をしていくための問題を共有、その課題解決について多くの議論をすることができた。

2.事業・プログラムの課題

 GSCは今まで、毎回新しい企画のプログラムを提供していて、過去のプログラムを基に企画を定番に育てていくことをしていないことがわかりました。

そこで、参加者へのインタビューを通して評判の良いプログラムを定番に育てるための根拠を得ることができました。

 さらに、協力者の募集や営業活動を行うための宣伝・広報活動について、マーケティングの知識を活かし、ホームページの改訂などに取り組むことができたことはGSCの今後の活動に貢献できたと考えています。

3.財務・収益の課題

 持続可能なビジネスモデルの確立のための資金調達についての課題がありました。また参加生徒からの参加費徴収は、機会格差の是正及び継続的な収入という点から避けたいとのGSCの考えがあったので、その考えを活かした助成金・財団・休眠預金活用、自治体との連携などを進める方針や、広報活動の基盤を作成することができたと思います。

 この3か月のプロジェクトを通して、社会人メンバーはGSCが団体として大切にしてきた価値観を共有し、高校生の参加者の声をまとめ、さらにGSCの想いを多くの人にわかりやすく伝えることができる広報戦略としてのホームページの改訂に携わることができたことは、活動全体に参加し協働する貴重な機会となりました。

 

 

【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】

3か月の活動を通しての「変化」は、それぞれのメンバーが自分の意見を整理して有意義な議論を進める力をつけたことだと感じています。多様な背景を持った人たちとのプロジェクトを進めるためには、自分の意見をわかりやすく言語化する、相手の意見にどういう言葉で反応するかなど、対話をする力が問われます。今回のプロジェクトでは3名の社会人と2名の団体の方たちが、時には3時間にも及ぶ定例会で、多くの話し合いをしました。時には抽象的な話となったり、相手の意見を理解することが難しい場面もありました。しかし2ヵ月を過ぎることから対話をしながら新しいものを生み出していくことができるような変化があったと感じています。

また、今回のプロジェクトは何を課題とするかについても大枠はあるものの、ゼロベースで考え始めました。そこにはそれぞれの仕事経験からの文化や価値観の違いに気づいたり、仕事の進め方に違和感を感じることもあったようです。しかし越境学習として、この機会だからと新しい仕事の進め方を模索したことから、それぞれが自分の仕事経験についての客観的な自己理解が進んだように感じました。そしてその経験は今後どのような仕事環境においても役に立つのではないかと考えています。 

今後については、GSCとの関係をそれぞれの立場で継続し、GSCの活動を支援し、その成長を楽しみにしているという社会人の声がありました。二枚目の名刺のプロジェクトを通して生まれたつながりが新たな協働へと広がっていくことを期待しています。

 

 

 

 

 

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