

イクシバは東京都の黎明橋公園を拠点に芝生を育てることで温かな人の輪を育てているNPO法人です。横浜市はつくば市などでUR都市機構やパートナー企業と芝生公園維持活動を実施したり、自治体と連携をして芝生育成活動を通じてコミュニティづくりをしています。課題としては、新たなビジネスモデルを構築して、収益源を確保することが挙げられています。
本プロジェクトでは新たな収益源を見つけるための施策を立案・実行していくことに軸足を置きつつ、イクシバとしての価値をどのように伝えていくべきなのか、ということも考えていく予定です。
| パートナー団体 | 「イクシバ!プロジェクト」 芝生育ては地域育て、というビジョンを掲げて東京の黎明橋公園を中心に芝生育成事業を運営。芝生の育成を通じて地域のコミュニティづくりに貢献する活動を実施。 |
|---|---|
| 事業内容 | ⑴ 芝生育成管理:黎明橋公園や横浜市、つくば市などで芝生公園維持活動を実施 (2)自治体連携:芝生育成活動を軸とするイクシバ式コミュニティづくりのノウハウを様々な自治体に広める活動を広報中 |
| 参加メンバー | ・社会人メンバー 計3人 (経理系 1人、 法務系:1人、総務系 1人) |
| スケジュール | 期間:2025年11月~2025年2月 2025年11月3日(月) :CommonRoom 119 2025年11月11日(火) :Kick Off 2025年12月23日(火) :中間報告会 2026年2月 24日(火) :最終報告会 |
【プロジェクトの進捗状況】
Kick Offは2時間をかけて、自己紹介を中心に進めて相互理解が少し進んだ感覚がありました。なぜ二枚目の名刺のプロジェクトに参加したのか、なぜイクシバのプロジェクトを希望したのか、など各人の参加の背景なども話題になりました。
定例会では、イクシバの課題についてヒアリングをする時間に充てられました。現在の収支について、ビジネスモデル、自治体や企業への活動履歴など深掘りするとともに、団体の理念やビジョンについても詳しく知ろうとして突っ込んだ質問も出ていました。
1時間という決め事でしたが、気がつくと毎回1時間半は経っているという状況で、まずは課題の特定に向けて議論を深めている段階です。

【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】
社会人メンバーが3名ということに加えて、最初の数回はメンバーに欠席者が出てしまったこともあり、チームで動くというよりは各個人がそれぞれ聞きたいことを団体と話すというような雰囲気がありました。ただ、中間発表を控えて、チームとして何をすべきかを考えようという機運が生まれ、一体感が出てきたように感じます。
また、メンバーのうち2名は黎明橋公園の芝刈りに参加をして、活動現場を体験して団体が目指しているビジョンの理解を深めることもしました。
【プロジェクトの進捗状況】
団体の課題抽出の議論に時間がかかっている状況です。いったん議論が収束して具体的なアクションを決めていくステップに移行するかと思えましたが、中間報告の後の定例ミーティングでメンバーと団体の間で課題認識に対してギャップがあることが分かりました。メンバーの方では、団体のミッション、ビジョン、バリューについて解像度を高めるような活動をしてはどうかという話になりましたが、そこに対して団体の方は違和感があるという意見が出ました。
そして団体の中でも、代表と他のメンバーの間で課題の捉え方が違うかもしれないという話になり、団体内で改めて課題を議論してもらったうえで、本プロジェクトで取り組む課題を決めていこうという動きになっています。

【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】
中間報告に引き続いて開催して定例ミーティングでは、お互いが腹を割った話し合いが出来たと感じました。違和感があることをハッキリ言える関係性が構築され、議論がなかなか前に進まないもどかしさはありつつ、チームとしての結びつきは強くなっています。また、団体の方でも代表と他のメンバーで課題認識に差があることが分かり、それは団体にとっても新たな気づきとなったのではないでしょうか。
最終報告まで残された時間は少ないですが、議論は収束の方向に向かい具体的なアクションを話し始めているので、ここからスパートをかけて成果物に結び付けていけるように行動を起こしていきたいと思います。
【プロジェクトの結果】
中間報告の後でプロジェクトの方向性はまとまったように見えましたが、年明けの定例ミーティングでは団体とメンバーの間にギャップが生まれる事態になりました。年末年始の間で団体メンバーにプロジェクトに期待することについて意見を聞いてもらい、その結果を共有してもらったのですが、その内容について違和感を感じるメンバーが出て、そこから議論が進まないということが起きました。
デザイナーが個別に両者の意見を聞いて、認識の差を埋めていくということをやり、最終報告に向けてラストスパートあるのみ!という状況になったのが残り1ヶ月ちょっとというタイミング。そこからのメンバーの動きは目を見張るものがありました。定例ミーティングだけではなくSlackをフル活用して進捗を確認しあい、時にはメンバー間だけでミーティングを実施するなど、一気にアクションを加速させました。結果として次の3つの成果物を残すことが出来ました。
1.海外のクラウドファンディングサイトへの登録。登録は完了しませんでしたが、ステップはほぼ完了させました。
2.黎明橋公園近隣企業に対しての支援依頼をメールでアプローチ。具体的な支援は得られなかったものの、企業リストを作成したいので、今後につながると思います。
3.分譲事業者向け営業提案書。実際の企業とオンラインミーティングをしてヒアリングした内容も盛り込み、パワーポイントにまとめました。
【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】
社会人メンバー3名という少ない人数で始まったプロジェクトだったので、成果物が残せるかという不安もありましたが、結果として3つの成果物を残すことが出来ました。議論がなかなかまとまらない時期もありましたが、参加者全員がプロジェクトに真剣に取り組んだからこそ、納得のいくまで意見を出し合うという雰囲気が生まれたものと思います。もう少し団体のほかのメンバーと交流したかった、という意見や、社会人の数が少ないので期待していた多様性が思ったほどではなかったという意見も出ました。それでも、新しいチャレンジが出来たことや最後には結果を残すことが出来たことに満足できたようです。団体側にとっても、自分たちでは気づけなかった視点を得ることが出来たことと、海外クラファンサイトについては手が回らなかったのでプロジェクトで進めてくれて助かったという声がありました。
デザイナーとしては、途中で分裂するかもしれないとハラハラしたときもありましたが、最後には一体感が生まれて非常に良いプロジェクトになったと思います。お連れ様でした!
