プロジェクトの紹介

TOP > プロジェクトの紹介 > 【キックオフ後】CR118 (NPO法人 miraito) × 二枚目の名刺サポートプロジェクト

「miraitoと共に次の世代のための未来を創ろう」

プロジェクトの概要

miraitoは、都市部企業からの助成金や行政からの補助金によってユースセンター活動を軌道に乗せた経緯があることから、将来に向けて継続的な活動を実現するために3つの点について課題を持っています。

1.寄付収入増加のための施策について、広い視野で今後の方針を検討したい。

2.自主財源の創出と具体的方法とその事業化(企業研修やスタディツアーなど)の計画案を作成したい。

3.ミライトの社会的意義を発信するために共感の輪をどう作っていくのか検討したい。
上記の3点について、社会人のそれぞれの専門分野を活かしてプロボノを利用して検討していきたいと希望していました。そしてミライトの原点を共有し、共に考えながら、NPO法人としてのmiraitoらしさをどう表現し、社会に訴えていくのかを考え、目先のゴールにとらわれず、価値あるmiraitoを共に作っていくことを目指しています。

パートナー団体

「NPO法人miraito」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

miraitoは、ユースの誰もがマイノリティであり、心身の発達とゆらぎが交差する複雑な時期であると考え、発達障がい、精神障がい、不登校、引きこもりなどさまざまな背景がある多様なユースを岩手県北の地域で伴走支援している団体です。さらに、地方在住のユースが抱える特有の課題もあり、若者たちが「こんな地域にしたい」と声をあげ、活動できる場を一緒に作っていくことをミッションとしています。そして関わるすべてのユースが、孤独や孤立を感じることなく、安心安全でチャレンジできる居場所と共育の選択肢を、地域で生きるみんなと共に創っていくことを目標として活動しています。

事業内容

【事業内容】

 ⑴ 居場所事業:いわてユースセンター ミライト

学校でも家でもない、10代のための第3の居場所。

「全ての若者が自分らしくあれるきっかけと生きたい生き方にチャレンジし続けられる場」として、2023年3月オープン。おしゃべりしたり、勉強したり、一人で作業したり、思い思いに過ごせる場です。大学生ユースワーカーが常駐しており、時にはやってみたいことをプロジェクト化することもできます。みんなで一緒に作っていくみんなの居場所です。駄菓子屋と珈琲屋を併設しています。

 ⑵人材育成事業:未来開拓プログラム

地元の中高生が県内外の大学生と一緒に、地域と自分の将来を考え、地域でアクションしていくキャリア教育プログラム。「何かやってみたい」という想いを持つ中高生に対して、声を上げて対話できる「場」と、一緒に取り組む「仲間」を提供しています。

参加メンバー

・社会人メンバー計 6人

(職種: 管理職:3名、営業:1名、大学生:2名)

スケジュール

期間:2025年10月~2026年1月

2025年9月26日(金)  :CommonRoom118

2025年10月7日(火) :Kick Off

2025年11月21日(金) :中間報告会

2026年1月 9日(金) :最終報告会

1.プロジェクトの進捗(キックオフ~現在)

【プロジェクトの進捗状況】

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

10月7日20時からキックオフミーティングを開催しました。はじめにメンバーの自己紹介をして、次にこのプログラムに対する期待や不安を共有しました。自分の専門性がどのくらい役に立つのか、3か月で何ができるのかなどの不安はありますが、今まで出会うことのない職種の人たちとの協働すること、さらに地域創成や子ども支援に関われることに対する期待が大きいですと語る人が多かったのが印象的です。

その後miraitoから活動の現状についてお話しいただき、今後のプロジェクトを進めるにあたっての知りたいこと、miraitoの大切にしている価値など、様々な質問が出ました。miraitoからの丁寧な答えをいただき、お互いの理解が進んだと感じました。

それ以降現在までに3回のミーティングを実施しました。miraitoの現状や課題を整理し、特に「NPO法人としての価値を社会にどのように伝えるか」ということを中心に話し合い、団体の持つ考えを引き出す作業を何度も行いました。これからは具体的に進めていくため、寄付収入増加、自主財源の創出、ミライトの社会的意義の発信についてグループに分けて進める予定です。

 

【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

キックオフの後3回のミーティング、そして10月28日に団体の東京出張に合わせて、全員参加で交流会を行いました。この会では社会人メンバーの持つ専門性や人柄、そして団体の想いを理解する良い機会を得ることができました。また2名の大学生メンバーがいることから、社会人にとっては同じメンバーとして大学生と協働することが新鮮であるという意見がありました。また大学生メンバーは社会人の中で緊張しながらも、仲間として生き生きと活動しているのが印象に残り、チームとして和やかな雰囲気が作れたので、これからの活動が楽しみです。

今後は、チームワークを大切にしながら、それぞれの持つ専門性を活かして課題についての理解を深める段階として、若者の居場所支援,資金調達や寄付についてグッドプラクティスを調べて共有し、miraitoらしさを大切にしながら、課題に対して向き合っていこうと全員の気持ちが同じ方向に向き、進んでいると感じています。

プロジェクト一覧へ