プロジェクトの紹介

TOP > プロジェクトの紹介 > 【最終報告後】CR117(NPO法人HIKIDSHI) × 二枚目の名刺サポートプロジェクト

未来を担う子ども達が自分らしく生きていくための「生教育」を全ての人に!
~全ての子ども達に包括的性教育を~

プロジェクトの概要

NPO法人HIKIDASHIは、子どもたちの「生きる力を引き出す」ために、様々な教育の提供やイベントの実施しており、その中でも今はより多くの人に「包括的性教育」を届けるための活動に尽力しています。

『ちょっと恥ずかしい』『どう教えたらいいかわからない』『わざわざ学ばなくても大丈夫』そんなふうに捉えられがちな性教育。

本来の性教育は、自分を知り・他者との違いを認め合い・尊重し合いながら、誰もが自分らしく生きていくための「人権教育」の第1歩であり、生きていくために必要な事を教えてくれる「生教育」です。

本プロジェクトでは、社会人メンバーがミーティングを通じて、活動の実態把握と課題改善に取り組みます。

パートナー団体

「NPO法人HIKIDASHI」

【活動内容】

HIKIDASHIは、子どもたちが自分自身の力を伸ばして豊かに暮らせる社会づくりをするため、性教育を中心に、まちづくり、コミュニケーション・異文化理解、お金の教育など、これからの未来を担う子どもたちの「イキルチカラヲヒキダス」教育をお届けします。

【VISION】

子どもたちが未来に希望を持ち、自分らしく生きられる社会。

それぞれが自分の能力や可能性を見出し、伸ばし、人と人の関わりあいの中で一人ひとりがより自分らしく生きられる社会の実現を目指します。

【MISSON】

子どもたちの「生きる力を引き出し」、様々な視点から世の中を見る目を養い、自ら考えて行動できる人を育てます。

そのために、性教育をはじめ、各分野の専門家を集結し、子どもたちに様々な視点からの気付きを与えられるような教育や機械を提供していきます。

事業内容

・性教育の講座

・性教育カフェ

・絵本による性教育

参加メンバー

・プロジェクトメンバー計7人

スケジュール

期間:2025年9月~2025年11月

2025年9月4日(木)  :CommonRoom 117

2025年9月12日(金) :Kick Off

2025年10月27日(月) :中間報告会

2025年12月13日(土) :最終報告会

1.プロジェクトの進捗(キックオフ~現在)

【プロジェクトの進捗状況】

Common Room117では、NPO法人HIKIDASHI代表の大石さんから「包括的性教育」の本来の目的やめざす姿を分かりやすく語っていただき、自分らしく生きるために必要な「生教育」に感銘を受けた7人の社会人がメンバーとしてキックオフに集まりました。

キックオフでは、自己紹介で参加しているメンバーの相互理解を深め、大石さんがなぜ包括的性教育に取り組むのか、包括的性教育とは何か、包括的性教育を取り巻く課題について理解を深めるための時間となりました。従来の性教育のイメージがまだまだ根強い日本の社会において、小さい頃からの包括的性教育の大切さを伝えるために、何が必要なのか何をしたいかについて、初回のキックオフミーティングから活発に多くの意見が出されました。

包括的性教育の普及、HIKIDASHIの活動を継続していくために必要な企業協賛の獲得に向けて、これから本格的に始まるプロジェクト期間で優先して取り組む課題を整理していきます。

【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】

このプロジェクトには、「子どもたちのために何かしたい」「包括的性教育をもっと知りたい」「生きるために必要なことを広めたい」等の共通の想いをもったメンバーが集まりました。

プロジェクトが始まったばかりの現時点では、初めてのプロジェクトに対して様子を見ているメンバーも多く、チームとしての活動はこれからといった感じです。それでも想いを語りだすと饒舌になるメンバーばかりなので、これからのミーティングが益々活発になり、チームとしての活動が活性化していくと期待しています。

2.プロジェクトの進捗(中間報告会後)

【プロジェクトの進捗状況】

今回のプロジェクトでは、まず包括的性教育とは何かを理解することから始まりました。団体のHPやYouTube、voicyなどで紹介されているこれまでの活動について、社会人メンバーは日常の隙間時間に内容を確認し、週1回の定例MTGでは数多くの質問をすることで疑問を解消し、団体の取り組みの全体を理解するようになりました。団体について更に理解を深めるためSWOT分析を使って、HIKIDASHIの強み、特徴などを時間をかけて言語化に取り組みました。SWOT分析によって、HIKIDASHIのこれまでの活動が体系的に見えるようになり、今回のプロジェクトで「誰に届けたいのか」「どんなことが伝えられるか」などが具体化され、2つの取り組みを進めることになりました。

具体的な取り組みとしては、まず一つ目が「企業向けコンテンツ」の作成です。HIKIDASHIはこれまで行政や教育機関、保護者向けの講演を通じて実績を重ねてきました。今後も安定した活動基盤を維持するために、企業向けの活動の幅を広げたいと考え、企業向けコンテンツや営業資料を作ることとしました。企業ではプレコンセプションケア*やSDGsといった観点から従業員の健康やライフステージ支援に関する教育ニーズが高まっているため、社会人メンバーは企業で働いている自分自身の経験が活かし、企業に届くコンテンツを作りたいと考えています。

もう一つは「無料コンテンツ」の作成です。包括的性教育は身体の仕組みの知識教育だけでなく、人権・多様性・人間関係・ジェンダーの理解・性暴力の防止なども含めたプログラムなのですが、性教育に対する偏見や認識の壁などにより、教育現場などへの導入においては困難を伴う場合もあるあることを、HIKIDASHIの皆さんとの対話の中で知りました。偏見や思い込みを解消したい、まずはHIKIDASHIの活動を知って欲しい、包括的性教育を知る一歩を踏み出して欲しい、そんな想いが届く短時間の動画を作ることになりました。

残り1か月半、これからはより具体的なコンテンツ作成に向けて、チーム一丸となって取り組んでいきます。ここまでのプロセスを通じて、メンバー同士、そして団体の皆さんとの距離も縮まり、本音で語り合える関係性が築けてきたと感じています。これからも力を合わせて、少しでも良い成果を残せるよう、全力で取り組んでいきます!

 

【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】

今回のプロジェクトには、異なる業界・職種から、育児経験の有無もそれぞれ異なるメンバーが集まりました。育児経験がある人から子どもへの性教育の関わりを学んだり、企業で働くメンバーからは企業内での研修や福利厚生の状況を学んだり、お互いがお互いを補完しあいながら、議論を深めることができています。

中間報告会に向けた準備では、個々で得意なことに取り組むだけでなく、コミュニケーションを密にしながら、お互いにサポートしあう姿が見られ、短期間でチームとして成長してきたことが伝わってきました。

これからも、HIKIDASHIの皆さんと社会人メンバーが「包括的性教育を届けたい」と同じ想いで繋がって、お互いを大切にしながら、チーム一丸となって前に進んでいきます。 

3.プロジェクトの進捗(最終報告)

【プロジェクトの結果】

社会人7名チームで始まったプロジェクトでしたが、個々の事情により2名がチームから離脱し、プロジェクト中盤からは社会人5名で2つのテーマに取り組むこととなりました。人数が減り一人一人の負担が増えましたが、それでも妥協することなく、HIKIDASHIの想いがちゃんと伝わるように言葉の一つ一つにこだわりを持って、「あーでもない、こーでもない」を繰り返しました。見た人が身近なものとして感じていただけるように、自分ゴトとして受け止めてもらえるように、細部の言い回しまで配慮したコンテンツになったと感じています。

 

 

また、こだわったのは言葉選びだけではありません。包括的性教育の重要性を理解してもらうためにエビデンスにもこだわりました。必要な統計データや文献を時間をかけて丁寧に探し、「企業向けコンテンツ(企業向け研修)」や「無料コンテンツ(HIKIDASHI紹介動画)」を見た人が信頼感と納得感を得られることをめざしました。

HIKIDASHIの皆さんも積極的に参加していただき制作を進めた結果、プロジェクト期間内に企業向けコンテンツ提供開始についてプレスリリースすることができました。

今回のプロジェクトを通して、社会人チームと団体の双方にて包括的性教育の価値を改めて言語化し大切さを共有しあったことで、HIKIDASHIの活動によって、子どもたちの「生きる力を引き出し」ていく可能性が更に広がったと感じます。

【モニター募集】企業向けプレコンセプションケア研修プログラムを開発・提供開始しました | 特定非営利活動法人HIKIDASHIのプレスリリース

 

 

 

【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】

今回のプロジェクトにて、ことばで伝えあうことの大切さを団体と社会人メンバーともに感じる機会となりました。

HIKIDASHIさんが伝えたい「生きるちから」について、社会に浸透させていく難しさについて議論を深めていく過程で、無意識に使っていることばの影響力について気づかされる場面が多々ありました。自分の気持ちを伝えること、周りにいる人たちをありのままに受け止めること、その他にもたくさんの本当に大切なことを学んだ3か月でした。これらの学びは自身の受容や肯定につながり、このプロジェクト終了後も自分らしく生きていく力になるはずと感じます。

プロジェクト途中での想定外の社会人メンバーの離脱により、限られたメンバーでコンテンツを作り上げる過程はまさに怒涛の追い込みとなりましたが、HIKIDASHIの皆さんや仲間の支えによって乗り越えることができました。プロジェクト期間内での完成が無理かもしれないと感じた瞬間もありましたが、工夫で乗り越えられること、自分にも出来ることがあること、チームで協働で活動すれば成果が得られること等に気づくことができました。

このプロジェクトを通じた学びや変化が、HIKIDASHIの皆さんと社会人メンバーの今後の活動において、更なる成長と活躍につながっていくことを期待します。

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