人口減少・税収減・インフラ老朽化などの要因により存続の危機に瀕する地方に対し、感情と構造の”はざま”にある意思決定の停滞への対処が必要になってきています。
この問題に対し、「共創から未来をつくる ~感情に耳をすまし、構造を見つめ、未来から”組み立てる”~」というアプローチで地域に好循環をもたらすことを目指す一般社団法人未来共創イノベーションの活動において効果的な支援内容を協議して推進していきます。
パートナー団体 | 「一般社団法人未来共創イノベーション」 一般社団法人未来共創イノベーションは、「感情に耳をすまし、構造を見つめ、未来から組み立てる」というアプローチで、地域や社会が直面する複雑な課題に対して、本質的な解決を目指す共育・共創事業を展開していきます。 単なる場づくりや啓発にとどまらず、データと対話の両面から構造を可視化し、感情に寄り添いながら合意形成を導く—-そんな”未来起点”のプロセスを通じて、地域に変容と持続可能性を生み出すことを目指しています。 |
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事業内容 | (1)自治体向け:政策形成・まちビジョン (2)経済団体向け:人口減対策・産業ビジョン (3)NPO向け:合意形成と対話支援 (4)教育関係者向け:地域特色プログラム開発・キャリア教育 (5)保護者向け:”だまされない力”を育てる学力支援(読解力・算数力) (6)社会人向け:サーバントリーダーシップ講座・哲学対話型読書会 |
参加メンバー | ・社会人メンバー計7人 情報セキュリティコンサルタント、金融機関勤務、人事労務コンサルタント、電力取引、SI、団体職員、自営業 |
スケジュール | 期間:2025年6月~2025年10月 2025年6月30日(月) :CommonRoom115 2025年7月14日(月) :Kick Off 2025年8月30日(土) :中間報告会 2025年10月19日(日) :最終報告会 |
【プロジェクトの進捗状況】
7月14日のキックオフミーティングは社会人メンバー7名と団体2名の自己紹介に時間をかけ、加えてプロジェクトの基本ルールの取り決めを行いました。自己紹介後には各メンバーからの質問やコメントが飛び交い、予定していた時間をオーバーしましたが、お互いをより深く知ることに繋がりました。2回目以降の定例のファシリテーターや議事録作成担当も立候補者がでてきて、更に運営上のデータ保存ルール・コミュニケーションツール活用・各種フォーマット提案など社会人メンバーの積極的に関わっていこうというスタイルが印象的でした。
【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】
キックオフミーティングから2回目のミーティングまでの間に、各社会人メンバーから団体の活動に対する理解を深めるため、スプレッドシートに質問事項の書き出しを行いました。団体側からは即時に質疑回答が行われ、2回目のミーティング時にはずいぶん情報の整理が進んだように見受けられました。そのうえで3回目のミーティングでは各社会人メンバーが団体の目指す姿をどのように受けとめ、そこに向かうための課題の全体像を可視化し、3か月間で取り組みたい課題について述べ合うこととなりました。団体側の熱い想いにより個々のメンバーの課題の自分事化が進み始めたように見受けられ、今後の展開が期待されます。