プロジェクトの紹介

TOP > プロジェクトの紹介 > 【キックオフ後】CR110 ふくおか摂食障害ともの会 ✕ 二枚目の名刺サポートプロジェクト

みんなで創るみんなの社会

プロジェクトの概要

摂食障害の患者数は増加していますが、多くの当事者は恥ずかしさや自責の念から助けを求められず、その課題が明らかにならないため、必要な支援体制が十分に整っていません。当事者の実態やニーズを社会に発信し、理解を深め、政策に影響を与えることが重要です。しかし、具体的なアイデアや実行力が不足しているのが現状です。 今回のプロジェクトでは、当事者が速やかに回復に向かえる社会を目指し、プロジェクトメンバーと団体がチームとなって課題に取り組みます。

 

パートナー団体

ふくおか摂食障害ともの会

【ビジョン(目指す社会)】:

  • 摂食障害に影響を受けるすべての方人がしなやかに生きられる社会

【ミッション(果たす役割)】:

  • 当事者の孤立化・長期化が起こらない環境をつくる
  • 当事者の声を社会に届け、仕組み・制度に変革をもたらす

【基本姿勢】

  • 友として、伴走者として、共にありたい

 

ふくおか摂食障害ともの会は、摂食障害の当事者が集まり、交流や情報発信を行うグループです。現在、摂食障害の患者数は増加していますが、多くの当事者は恥ずかしさや自責の念から、自分の状況を周囲に伝えることができずにいます。そのため、治療者や治療施設が不足し、必要な支援が受けられない場合があります。また、周囲の理解が乏しく、孤独に感じることも少なくありません。

このグループでは、当事者が速やかに回復に向かえるよう、実態やニーズを社会に広く伝え、社会の理解を深めるための取り組みを行っています。当事者同士が助け合いながら、共に支え合う場を提供しています。

事業内容
  • 当事者の交流の場づくり(オンライントーク・お茶会・ミニ講座など)
  • 当事者目線の情報発信(SNSでの発信、メディアを通じた発信など)
  • 実態把握・社会への発信(当事者アンケート調査、シンポジウムの開催 など)
参加メンバー

・プロジェクトメンバー計6人

(民間企業:1人、自営業・フリーランス: 3名、公務員: 1名、学生:1人)

スケジュール

期間:2024年11月~2025年2月

Commonルーム:2024年11月01日(金)

中間報告:2024年12月23日(月)

最終報告会:2025年02月22日(土)

1.プロジェクトの進捗(キックオフ~現在)

【プロジェクトの進捗状況】
Common Room110では、摂食障害をとりまく状況や課題について、団体の代表である彩音さんがご自身の体験も交えながら熱く語りました。このお話に共感し、興味を持った6人のメンバーが集まりました。

このプロジェクトチームには、多様な経験とスキルを持つメンバーが揃っています。小学校のPTA会長を務めた経験を持つ民間出身の小学校の先生、企業で働きながら地方自治体の課題解決に取り組むNPOの副理事、森林浴のファシリテーターやインタビューライターとして活躍するメンバー、声優を目指したのちに改めて大学に入学したメンバー、ナレーションや音声配信、イベントホストをフリーランスで行うメンバー、音楽教室の講師としての経験を活かし、0歳から参加できるコンサートを企画する団体の代表など、多彩で個性豊かなメンバーが集まっています。

初回のキックオフミーティングや2回目の課題取り組みでは、メンバーたちがガンガンやりたいことを投げかけ、代表もその鋭い視点に驚かされています。さらに、6人のプロジェクトメンバーと団体の代表に加え、団体メンバーである大学生も積極的に参加し、新たな推進力を得ました。

現時点で決まったのは、

  • 対象者(Whom): 当事者とその周囲の人々
  • 目的(Why): 摂食障害のある人が相談できる環境を作り、相互理解を深めること
  • 内容(What): コミュニケーションを促進するための何かを作る

私たちの素晴らしいチームが力を合わせ、プロジェクトを進めていきますので、3か月のプロジェクトの成果をどうぞお楽しみに。

 

 

 

【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】

私たちのプロジェクトチームは、多様なバックグラウンドと年代を持つメンバーで構成されており、それぞれの経験と視点が豊かです。異なる背景を持つメンバーが集まることで、変化が起こる条件が整っています。

すでにメンバーたちの見ている視点ややりたいことが表に現れてきており、それぞれの意見が生き生きと議論されています。2回の打ち合わせでここまで健全に意見を出し合えること自体が素晴らしい成果です。特に、二枚目の名刺のValuesの一つである「もっともらしい議論より試行錯誤を選ぶ」をしっかりと受け入れてくれているメンバーもいて、共通のゴールに向けた建設的な議論が進んでいます。

この短期間で取り組むべき課題の枠が見えてきたため、プロジェクトの中間報告の時点で良い報告が期待できそうです。まだ始まったばかりのプロジェクトですが、メンバーたちの積極的な姿勢と多様な視点が相まって、今後の展開が非常に楽しみです。

 

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