オンラインボッチャとは「どこでも」「だれでも」「一緒に」ボッチャを楽しむことが出来る競技です。競技会場に設置された装置をオンラインで操作することで、遠隔地にいても現地にいる人や健常者と同じようにボッチャ競技を行うことができます。月3回の練習会や年一回のスポンサー企業主催の全国大会、東洋大学との共同研究などを行っています。重度障害者の子どものみの現状から脱却することを目的として、ぜひ実現していきましょう!
パートナー団体 | 一般社団法人 オンラインボッチャ協会 一般社団法人オンラインボッチャ協会は、どこでも誰でも一緒にスポーツを楽しめる機会を提供することを目的としています。現地に行くことができない人でも、現地の人と一緒に参加できる「オンラインボッチャ」という新しい形のボッチャ競技を普及させる活動を行っています。 オンラインボッチャは、インターネットを介して遠隔地から操作できるボッチャマシンを使用し、自宅や学校からでも競技に参加できる仕組みです。このシステムにより、身体的な制約がある場合でも、簡単にスポーツにアクセスできるようになっています。2021年の法人設立以来、企業や特別支援学校と連携し、競技大会や練習会を定期的に開催しています。 |
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事業内容 | (1) 共生社会の形成に関する手段・情報・機会の提供 (2) 共生社会の形成に関する調査及び研究 (3) 年齢・能力・国籍・場所に寄らず参加できるイベントの企画および運営 (4) その他、当法人の目的を達成するために必要な事業 |
参加メンバー | ・社会人メンバー 計4人 (大学生:1人、開発職:1人、ITアプリケーション開発・保守:1人、障害者介護ヘルパー:1人) |
スケジュール | 期間:2024年11月~2025年2月 2024年11月1日(金) :CommonRoom 110 2024年11月12日(火) :Kick Off 2024年12月23日(月) :中間報告会 2024年2月 22日(土) :最終報告会 |
【プロジェクトの進捗状況】
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Common Roomでの団体さんの熱いプレゼンに共感した4名のサポートメンバーに参加いただいています。Kickoffミーティングでは、事前準備いただいた自己紹介スライドやMBTI診断結果を使って相互理解を深めながら、サポートプロジェクトの進め方や団体さんの活動内容・課題を再確認しました。定例ミーティングは原則毎週水曜19:00~21:00に開催、ファシリテーターと議事録係はサポートメンバー間で交代しながら、4カラムフレームワーク(目標設定・現状分析・何をすべきか・どうやってするか)に基づいて進めることに決まりました。Common Roomで説明された団体さんの課題は①ユーザー拡大②事業継続③大会運営でしたが、最初からこの課題ありきで進めるのではなく、「団体の活動」「3年後の目標」「団体の強み・弱み」を丁寧に深掘りしながら課題設定を進めています。現在は第3回ミーティングを終えた段階で、次回ミーティングまでにサポートメンバー全員がオンラインボッチャを体験予定です。これにより、団体の活動への理解がさらに深まることが期待されます。
【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】
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団体さんが大切にしている「どこでも・だれでも・一緒に」というメッセージがサポートメンバーへ伝わり、早い段階から共通認識を持てているように感じます。メンバー構成も非常に多様で、20代から60代まで、大学生、会社員、定年退職者、NPO立ち上げ経験者、さらにはサポートプロジェクト2回目の参加者もいるという幅広さが魅力的です。これほど異なる背景を持つメンバーが共にプロジェクトを進める機会は貴重で、そのポテンシャルに期待が高まります。今後どんなアイデアや成果が生まれるのか、ますます目が離せません。キックオフミーティングの写真では皆さん少し緊張した表情でしたが、これからメンバー同士の絆が深まり、笑顔が増えることを楽しみにしています!
【プロジェクトの進捗状況】
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キックオフから中間報告会までの間に6回の定例ミーティングを開催しました。第4回ミーティングまでは「目標設定・現状分析」にじっくりと時間をかけ、第5・6回ミーティングでは「何をすべきか・どうやってするか」の議論と中間報告会の発表準備を進めました。
さらに、中間報告会前にはサポートメンバー全員がオンラインボッチャの体験会に参加し、まさに障害を持つ人も持たない人も「どこでも・だれでも・一緒に」を実感することができました。中間報告会では、「3年後にオンラインボッチャの練習会に参加する人が増えている」ことを目標とし、「オンラインボッチャの①拠点を増やす②共催/協賛団体を増やす③興味を持ってもらえる人を増やす」の3つの方向性でプロジェクトを進めることが紹介されました。
現在は第9回ミーティングまで終了し、目標と方向性に「サポートメンバー自らが何をやりたいか (Will)」や「自分だったらどんな条件であれば参加/協力したいと思えるか (自分ごと化)」を加えることで、具体的なアクションに落とし込んで行っています。
【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】
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中間報告会での発表の際、二枚目の名刺の運営メンバーから「腹を割って話せていますか?」という問いかけがありました。プロジェクトメンバーに確認したところ、サポートメンバーは8〜9割、団体メンバーは5割「話せている」と感じていることが分かりました。初対面の状態から短期間で腹を割って話せる関係を築くのは難しいことですが、本プロジェクトではメンバー全員がお互いを思いやる気持ちが強く、そのために本音を十分に表現できていない可能性が示唆されました。
これを受けて、さらに親睦を深めるために2月には対面での交流会を開催することが決定しました。普段の仕事では自己主張を抑えても上手く回ることがありますが、このサポートプロジェクトはみなさん自身の「想い」で参加いただいたものです。だからこそ、各自が内に秘めた熱い想いに耳を傾け、「自分たちが真にやりたいこと」を実現して欲しいと思います。
最終報告会まで残り約1か月、これまでの議論や気づきが成果として実ることを本当に楽しみにしています!
※オンラインボッチャポーズが決まりました!
ボールと地球を持っているイメージです^^