NPO法人 ユニカセ・ジャパンは、青少年育成事業を通し、日本とフィリピンで社会貢献活動を行っています。恵まれない環境下で暮らす青少年に、就労の機会を創出して生活環境を改善することを目指し、そのための教育や研修を行っています。また、日本の青少年との交流を通して友情と相互理解の促進をはかり、学びあうことを目的とした国際的な活動を行うNPO法人です。今回のプロジェクトでは、団体の活動に共感した社会人と団体がチームとなり、課題解決に取り組みます。
パートナー団体 |
ビジョン:子どもたちが安心して暮らせる社会を実現します。 ミッション:私たちは、より多くの人が個性(ユニークさ)を 尊重し、試練 を乗り越え、生きる意味を受け入れられるよう共に歩みます。 「青少年育成事業」を主たる目的とし、フィリピンと日本で定期的に研修事業や講演会・イベントを開催しています。フィリピン人青少年スタッフの社会参画と自立を支援すると共に、日本の学生に事業の企画・運営体験から実践的に学んでもらうインターンシップの機会を提供し、10年間で100名程の学生を受け入れています。
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事業内容 | 1 海外事業 ① フィリピン人青少年育成事業、訓練生リーダー研 ② 食育事業 2 国内事業 学生スタッフ育成事業(基礎編・応用編・異文化理解) 3 講演会・イベント 4 海外視察・調査・スタディツアー 5 緊急支援(食糧支援など) |
参加メンバー | ・社会人メンバー計 7人 (メーカー2人、コンサル1人、インフラ事業1人、公務員1人、団体職員1人、大学生1人) |
スケジュール | 期間:2024年10月~2025年1月 2024年10月7日(月) :CommonRoom 109 2024年10月18日(金) :Kick Off 2024年12月2日(月) :中間報告会 2025年1月25日(土) :最終報告会 |
【プロジェクトの進捗状況】
10/19と10/22に2回のMTGを行いました。キックオフMTGでは、自己紹介シートをもとに、お互いをまずは知るところから始まりました。また、改めてプロジェクト概要と今後のスケジュールを確認し、団体が提示している課題をベースにヒアリングを開始しました。
2回目のMTGでは、ソーシャルスタイル診断をもとにコミュニケーション特性を共有し、チーミングのためにお互いへの理解を深めました。また、1回目に引き続き、団体の課題の深堀を行い、これから個人ワークを通じて内容を整理・分析し、全体で共有する段階に入っています。これまで団体からはデータ整理、広報・ファンドレイジング、事業企画などに関する3つの課題が挙げられており、ヒアリングを通じて過去に実施したアンケート調査の結果や現在のファンドレイジングの状況、新規事業に関する今後の見通しなどについて情報共有を中心に議論してきました。今後は、ヒアリング内容を基に各課題の背景や取り組む目的を整理した上で、ゴール設定や実現手段の検討などを行う必要があります。
【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】
ここまで、短い期間で活発な議論を重ねていて、参加者と団体がお互いに歩み寄り、チーム形成を進めているように思います。プロジェクトはまだ始まったばかりですが、質問の切り口やファシリテーション、議事録作成などからも少しずつメンバーの個性が出始めています。今までやったことがないことや、知らなかった言葉などに戸惑うことも多いかと思いますが、多様なメンバーとの協働による越境体験の面白さを徐々に感じてもらえれば嬉しいです。ここからコミュニケーションを重ね、参加メンバーと団体が一体となってお互い納得できるようなアウトプットを達成できればと思います。