「START ONAGAWA FOR YOUTH」プロジェクト:故郷への想いをもつ地域を担う次世代のリーダーが生まれる仕組みづくり
地域の若手起業家育成プログラムの資金づくりに取り組みます。女川町の活動人口をターゲットに、高校生・大学生と地域のデザイナー等がコラボした寄付つき商品を販売しています。その販促方法について考えます。
パートナー団体 | 「アスヘノキボウ」 東日本大震災を機に発足した、宮城県女川町を拠点に活動する団体です。女川町の社会課題解決を通して、日本・世界の社会課題解決に貢献することがミッションです。震災直後は、創業支援を中心に産業分野での活動を軸に参りましたが、町の復興のステージが変わるともに、予防医療や活動人口などの様々な地域の課題の解決や、地域のハブ機能として地域の外と中を繋げる役割を担ってきました。震災から13年が経つなか、これからも女川町から新しいスタートが世界一生まれる町を目指して、地域起業家教育や地域愛を育むことに取り組んでいきます。 |
---|---|
事業内容 | (1)データ事業 (2)活動人口創出事業 (3)研修事業 (4)フューチャーセンター事業 |
参加メンバー | ・社会人メンバー計 4人 (事務職(経理・調達):1人 コンサルタント:1人 会社員:2人 |
スケジュール | 期間:2023年00月~2023年00月 2024年06月01日(土) :CommonRoom 105 2024年06月12日(水) :Kick Off 2024年07月26日(金) :中間報告会 2024年09月 13日(金) :最終報告会 |
6/12のキックオフでは、団体から3名、社会人メンバー4名が参加し、自己紹介に時間をさき各人の人となりを知ることから開始しました。次回のミーティングからは木曜夜に定例で開催することとミーティングでの役割を持ち回りで担うことが決定されました。
6/20,27のミーティングでは、団体活動の再説明と疑問点の解消に努め、新規の「START ONAGAWA FOR YOUTH」プロジェクトの想定対象者の明確化を開始し、想定対象者(高校生)へのヒアリングの必要性が検討課題となりました。
ヒアリング内容および実施方法の検討が予定されています。
【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】
キックオフの自己紹介では少し緊張感が見えましたが、どのようなメンバーでプロジェクトを進めていくかが確かめられたことで、最初のバリアーは突破できたように見受けられました。
2回目のミーティング以降で実際の確認作業や内容の検討に入ってくると、徐々に個性が発揮されなんとなくですがそれぞれの立ち位置が各区率され始めた感じがします。
【プロジェクトの進捗状況】
中間報告までに、高校生へのインタビューを実施したことを踏まえ、今後次の2点の実施を検討していくと報告した。
・インタビューを踏まえ、高校生を応援するための「シードマネー」に協力してくれる人を増やすアクション
・高校生を応援するプログラムをもっと知ってもらうためのアクション
おながわみなと祭り(7月28日(日))に社会人メンバーの「さくさん」が現地まで行き参加した。
まだ、最終的に当プロジェクトで何をやるか明確になっていないが、後2回ほどの定例会で方向性が決まる見込みである。
北海道から大阪在住のメンバーが宮城県女川の団体を支援している。
【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】
最終報告時に、どこまでできているかも大事だが、アスヘノキボウがやりたいことに共感し団体と一緒に検討出来ていることで、ソーシャル活動の一端に触れられている。
それぞれの団体への想いを紹介する。
・女川町だから出来る!そこに暮らす人や街ならではの魅力を伝えたい!
・女川町でのスタート・チャレンジを増やしたい!
・女川町の魅力を届けたい。
・女川町だから伝えられる「挑戦心」を伝えられるお手伝い。カタチにしたい!
最終報告時にどのような状態になっているか楽しみである。
【プロジェクトの結果】
最終報告では、次の2項目について、成果および検討結果を発表した。
若者のチェレンジに提供するシードマネー(種銭)を作るために、START ONAGAWAグッズ販促用のPOP(案)を作成するとともに、グッズ販売場所の開拓方針を策定した。
若者にチェレンジの場を提供する「START ONAGAWA FOR YOUTH PROJECT」のHP(案)を作成。
【2枚目の名刺が生み出した「変化」とこれから】
中間報告後は、やりたいことが幾つかある中で、「シードマネーの原資を増やすこと」を目的とした取組みを行うこととなった。
この検討過程の中で、それぞれの得意分野やチャレンジしたい役割が共有されたことで、POP作成とHPの掲載方針作成を実施する流れとなり、成果物のイメージがまとまった。
チームメンバーの特性を知り、チームとしての力を最大化するための役割分担が必要なことに気づき、最終ゴールに到達できた。
自分にないものや、相手の気遣いに気づけたことが今回のプロジェクトの最大の収穫といえるだろう。