里親制度を活用し、地域で支え合い安心して子育てができる社会の実現に向けて活動しているが、児童福祉の専門職以外の一般の方や、福岡エリア以外の方に知られていない認知度が低い課題があった。本プロジェクトでは、認知度向上、さらには寄付サポーターの獲得に向けた広報アクションを検討します。
パートナー団体 | 特定非営利活動法人SOS子どもの村JAPAN 親と離れて暮らす子どもたちを代わりとなる家庭に迎え入れ、育てています。 また、地域で暮らす子どもと家族のために、里親制度を活用しながら支援を行っている認定NPO法人です。 |
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事業内容 | ⑴ 子どもの村での子どもたちの養育 ⑵ 困難を抱える子どもとその家族のための支援 ⑶ 人材養成プログラムの開発と実践 ⑷ 子どもと家族の現状の発信 |
参加メンバー | 社会人メンバー5人 (公務員:2人、IT:1人、コンサル:1人、営業事務:1人) |
スケジュール | 期間:2023年9月~2023年12月 2023年 9月 2日(土) :CommonRoom98 2023年 9月11日(月) :Kick Off 2023年10月28日(土) :中間報告会 2023年12月16日(土) :最終報告会 |
【プロジェクトの進捗状況】
コモンルームでむっちゃんの想いに共感した、社会貢献やプロボノに興味関心のある社会人が集まりました。
キックオフでは、皆さん緊張した様子でしたが、お互い知り合うことを目的に自己紹介プレゼンを行い、徐々に笑顔を増えていきました。
キックオフ後は、むっちゃんより活動状況を伺い、里親制度や団体の事業内容の理解を深め、どのようにすれば認知度を向上できるか、アイデアを検討しています。
期待と不安が混じりながらも、ワクワク感を大切にプロジェクトを進めていただきます。
【プロジェクトの進捗状況】
中間報告会では、整理した分析結果と議論した内容を短時間でまとめて発表いただきました。想いのこもった素敵なプレゼンテーションでした。
各プロジェクト報告の後、他プロジェクトのメンバーと3つのブレイクアウトルームに分かれて意見交換会を実施しました。プロジェクトで発生した課題や困り事をお互いに共有し、刺激を受けている様子が印象的でした。
中間報告会後は、分析した内容を元に、団体さんの認知度向上に向けて、どんなことができるか。プロジェクトとして何ができるかを議論しています。具体的な声を聞くために、寄付者インタビューを実施し、団体の活動を認知するきっかけや、寄付者の想いをヒアリングし、解像度を高めています。
ヒアリング結果から、ターゲットとなるペルソナを設定し、効果的な施策を検討いただいています。残り1ヶ月間でどんなアウトプットになるかとても楽しみです。
【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】
むっちゃんの団体活動説明や寄付者インタビューを通して、SOS子どもの村JAPANが目指す姿・団体活動に対する想いへの共感が強くなっているようでした。この共感をどう広めるか、どうすればより伝えられるかを考えるために、会社の同僚や友人にも意見を求めたり、積極的に活動いただいております。具体的なアクションはこれからですが、この3ヶ月を走り切りたい思いが強く、後半戦を期待しています。
【プロジェクトの結果】
中間報告会・寄付者インタビューを経て、どのような施策がよいか、議論が停滞する場面が見られました。しかし粘り強く、何ができるか検討を重ね、マインクラフト上「子どもの村」の再現し認知度向上を図る取り組みに決定しました。
サポートプロジェクト期間では、施策版を作成し、取り組みイメージを具体化しました。今後、福岡を超えて全国の方々、一般職の方々も気軽にアクセスでき、視覚的に体験可能なマイクラ「子どもの村」、素敵な村になりそうで楽しみです!
また、作成した「子どもの村」を福岡県のマインクラフトコンテストにエントリーし、より多くの認知度向上を図る予定です。
<現状分析>
<実施施策>
<今後のスケジュール>
【2枚目の名刺が生み出した「変化」とこれから】
社会人メンバーの離脱や、プロジェクトメンバーそれぞれ本業の都合で、時間的制約が大きい中でしたが、PJを進めていく中で、各自工夫しながらプロジェクトを遂行いただきました。最終報告会を通して、3か月間の活動を改めて振り返り、走り抜けた充実感を感じているようでした。
サポートプロジェクトの3か月間ではマイクラ版「子どもの村」施策版の作成のみとなりましたが、本プロジェクト後も、この企画を引き続き進めたいと積極的に手を挙げていただき、引き続き実施することになりました。
マイクラ版「子どもの村」が完成し、コンテストに出品できることを期待しています。3か月間お疲れ様でした!!!