「将来世代の成長のために、社会貢献に取り組んでみたい」
一方で「何から始めたら良いか分からない」と、一歩踏み出すことに、ためらいを感じる社会人は多い。
自分の「想い」を「行動」に変えていくきっかけとしたい。
パートナー団体 | ピープルポート株式会社 ピープルポート株式会社は「難民に安心と働く機会を提供し、地域社会に貢献をする集団となる」をビジョンに掲げソーシャルビジネスを行っています。 母国での紛争や迫害などを理由に、日本に逃れてきた人たち。心に傷を負い、言葉も文化もわからない異国での生活は厳しく、経済的に困窮し社会的に孤立した生活を送っています。 そんな彼らが、日本語やパソコン知識がなくとも安心して安定的に働き、自分の能力を発揮しながら環境問題に貢献できるパソコンの再生事業に取り組んでいます。 |
---|---|
事業内容 | ⑴最も環境負荷の低いパソコン、ZERO PCの販売事業 ⑵日本の難民に雇用を創る電子機器リユース・リサイクル事業 ⑶子供の教育支援に取り組むNPOを応援する電子機器買取寄付プロジェクト |
参加メンバー | 社会人メンバー 5人 (コンサル・ソフトエンジニア:1人、営業:1人、商品開発1人、編集1人、ローカリゼーションマネジメント1人) |
スケジュール |
期間:2023年9月~2023年12月 2023年 9月 2日(土) :CommonRoom98 2023年 9月11日(月) :Kick Off 2023年10月28日(土) :中間報告会 2023年12月16日(土) :最終報告会 |
【プロジェクトの進捗状況】
キックオフ以降、週1でミーティングを実施。支援団体「ピープルポート」の課題ヒアリングを中心に相互理解を深耕中。キックオフ後の初回ミーティングをオフィスで実施させて頂き、チームメンバーの距離感が一気に近付きました。じっくりとコミュニケーションを繰り返すことで方向感が徐々に定まってきています。
【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】
[団体の変化]
ピープルポートさんが難民問題の解消に向けて取組むPCのリユース・販売事業の現状と課題を丁寧な対話を重ねて整理してきました。その過程で走りながらの対応してきたピープルポートさんにとっても、改めてこれまでの取組みを見つめ直す機会となっている印象です。
[社会人メンバーの変化]
サポートプロジェクト参加の動機はさまざまですが、プロジェクト推進への意欲高く、団体のWEBサイトや販売イベントにおけるそれぞれが感じる課題を積極的に発信しています。多様な職種・業務経験のメンバーがコラボレーションすることで、着実な取組みとアウトプットへの期待が高まります。
※2023/9/18 ピープルポートさんのオフィスでの現地ミーティングに全員集合!
それぞれが忙しい中での意欲的な取組みに感謝です。
(手元のサインはピープルポートの”P”です。)
【プロジェクトの進捗状況】
中間報告会に向けて本プロジェクトで取組む課題を特定。これまで洗出しをしてきた課題に対し、対応案をリストアップ。ピープルポートさんに優先順位を確認いただき、課題が明確化されるとともに社会人メンバーへの強い期待を改めて感じました。
中間報告会後、課題ごとに担当者を決め、約1.5か月後の最終報告会へ向けたスケジュールを具体化しました。
【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】
[団体の変化]
本プロジェクトにおけるピープルポートさんのメンバーに加え、課題ごとに業務担当の方にヒアリングやミーティング等へ適宜スポット参加いただいています。日々多忙な状況の中で全社挙げてのご協力により、これまでのTry・Keep・Problemがさらに明確になってきました。次のTryへ向け “全員一丸”な雰囲気を感じます。
[社会人メンバーの変化]
中間報告会を経て、課題・担当と最終報告までのスケジュールを設定にしたことで、取組みがさらに加速しています。週一の定例ミーティングと並行して課題ごとの分科会を展開、ピープルポートさんとヒアリング・提案等を交えた対話を積み重ねています。メンバーそれぞれの強み・特長を尊重し合いながら協働していく姿が大変頼もしいです。
※2023/11/4 は、ピープルポートさんのPC販売会へ参加。その後、ミーティングを経て懇親会を開催、密度の濃い一日となりました。(懇親会はメンバーお勧めのビリヤニをお目当てに、インド料理をチョイス!)
[エシカルPC販売会]
【プロジェクトの結果】
中間報告会後に特定した取組み課題について、それぞれの対応策を最終報告会までに取りまとめ・提案。週1回の定例ミーティングと並行して、課題担当者とピープルポートさんの各業務ご担当者で分科会を行い、一部試行・検証も交えながらそれぞれの課題に対する提案を取りまとめいただきました。
【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】
[団体の変化]
本プロジェクトのスケジュール・期日を共通のゴールとして、定例ミーティング・分科会に時間とパワーを割いていただきました。これまで認識しつつも踏み込み切れなかった課題対応への取組みを前向きにとらえ、社会人メンバーの提案に対して正面から向き合って頂いたことで、実際の業務レベルに踏み込んだ提案内容に繋がったものと思います。
[社会人メンバーの変化]
プロジェクトのキックオフから最終報告会までスピード緩めず精力的に取組み。本プロジェクト終了後も実際に使って頂ける提案とすることにこだわりを持って、マニュアル・業務フローやデータベースの整備等、細部まで検討・議論して成果物を納品いただきました。課題ごとに分かれた後も週1回の定例ミーティングで進捗を共有・議論、認識合わせとともにそれぞれの取り組み状況が刺激にもなっていたように感じます。
忙しい中、多岐に渡る課題にひるまず妥協せずに取り組んで頂いたことに改めて感謝です。