「ひとりで抱えずに、優しいつながりが、溢れる社会をつくる。高齢者の孤立・孤独を笑顔に変える」をスローガンに、①高齢者見守り・コーディネートサービス「Tayory(タヨリー)」、②ふれあいの場づくり 地域サロン事業、③地域&企業向け研修事業、を行っています。今回のサポートプロジェクトでは、団体さんの想いに共感した社会人ととりでのメンバーがワンチームとなり、団体さんの想いをより一歩実現に近づけるためのプロジェクトに取り組みます。
パートナー団体 | 「特定非営利活動法人ソンリッサ」 (1)「UCLA孤独感尺度」や「独自の評価指標」を用いて、孤独・孤立の概念を定量的に表示することで実態を把握、それに基づく「高齢者見守り・コーディネートサービスTayory」(年間300回以上) |
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事業内容 | ⑴高齢者見守り・コーディネートサービス「Tayory(タヨリー)」 ⑵ふれあいの場づくり 地域サロン事業 ⑶地域&企業向け研修事業 |
参加メンバー | 社会人メンバー計 6人 (介護:1人、学生:1人、会社経営:1名、人材育成:1名、営業:1名、企画:1名) |
スケジュール |
期間:2023年7月~2023年10月 |
【プロジェクトの進捗状況】
キックオフでは「自分に何ができるのだろうか?」とか「たった3カ月で成果をだせるのだろうか?」など少し不安を感じた社会人・学生もいらっしゃいました。でも初めて一堂に介したキックオフで打ち解け、すぐに積極的なやり取りが繰り広げられるようになりました。第2回のSPJ(サポートプロジェクト)からファシリも社会人が行うことになり、進め方とか使うツールについても積極的に全員が関わり、意見を交わしています。皆さん「一枚目」がありますから、SPJの日程調整など苦労もありますが、毎回撮影する記念写真のハンドポーズを決めよう!など、毎回ワイワイとミーティングを重ねています。
【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】
まだ3回のミーティングを終了したばかりですが、参加している社会人・学生の皆さんが「自分にできること」をそれぞれ考えて、チームとしてどう動くべきか、ソンリッサさんに対して何が出来るのかを、それぞれの立場から考え、動こうとされているように感じます。これからどんなコトが起きるのか、社会人・学生のみんなにどんな変化があるのか、ソンリッサさんにはどんな事を提供していけるのか、とっても楽しみです!(たかさん)
【プロジェクトの進捗状況】
同じコモンルームの3チームが集まり、プロジェクトの中間報告会が開催されて、都合があって参加できなかった社会人を除いて4人の社会人、団体さんからも2名参加して現状の活動報告をしてきました。
中間報告会では他の団体を担当している社会人とブレイクアウトルームで話す機会があり、刺激を受けてきました。これがきっかけで活動が加速されそうです。
プロジェクトの方は、通常の週一のMTG以外に社会人だけのMTGが設定され進め方・方向性を決めようと、社会人自らが発案するなど動きが急になってきました。9月には栃木に訪問しソンリッサさんの活動を見学した後、ソンリッサの活動に関わって頂いている町会長さん、社協の方、民生委員、そして活動の参加者にヒアリングをいたしました。いよいよ終盤となり動きが急になってきました。
【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】
ソンリッサのSPJ(サポートプロジェクト)には社会人だけではなく学生も参加しています。年齢も10代~60代まで多様でさまざまな背景を持つサポートメンバーが集まっています。
SPJをどのように進めるのか? 何をやるべきか? どのように決めるか?などSPJを進めていく過程で行き違いや、誤解なども多少ありました。でも社会人&学生はみんなで話し合い、SPJのゴールを再確認し、それぞれの役割を決めて動き出しました。栃木のソンリッサの事務所にも訪問し、ソンリッサメンバーとも直接交流したことで、気持ちも新たにプロジェクト後半のに突入です。いよいよ具体的な成果物を作成する作業に入り、社会人&学生メンバーは役割分担をして成果物を作り上げる段階に入りました。これからもどんどん変化が起きてきそうで、楽しみです!(たかさん)
【プロジェクトの結果】
3カ月間のプロジェクト期間には終わらず、まだ延長して活動している最中です。後半戦に入りソンリッサさんの活動と想いを広く知っていただくための「活動報告書」を作成するという方針が固まりました。それからは社会人・学生さんの活動のピッチが上がりました。ライティングチームとデザインチームに分かれ、定例MTG以外に個別のMTGなども実施され密度の濃い活動になっています。団体代表の方に再度ヒアリングしたり、文章を何度も推敲したり、いつもはやったことが無いデザインに取り組んだり、自分に出来ることに精いっぱい取り組んでいます。「活動報告書」の完成は11月末を予定しています。このようなプロセスのなか、団体の方にも新たな「気づき」もあったようです。団体の活動の目的をどのように定義するのか?など「活動報告書」に生かされることになっています。
【2枚目の名刺が生み出した「変化」とこれから】
ソンリッサのSPJ(サポートプロジェクト)には社会人だけではなく学生も参加しています。年齢も10代~60代まで多様でさまざまな背景を持つサポートメンバーが集まりました。
プロジェクト中は年齢差を感じさせないやり取りが繰り広げられました。一番若い学生さんが率直な発言をして、場の雰囲気をガラッと変えてしまったり、中堅の社会人がプロジェクトをリードしたり、年長の方がビシッと仕切ったり、、、参加された皆さんが自主的に自分のできること役割を果たしてくださいました。お互いを尊重しながら、必要な事は発言するアサーショナルな場が形成されて行きました。企業や学校では経験できない体験だったと思います。
変化、、ということは今は感じられませんが、きっと今回の経験を生かしていただけると思います。