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CR95ことばの道案内 “越境体験×バリアフリーな社会” ~あなたはどんな社会を実現したいですか?~

プロジェクトの概要

「ことばの道案内のサービスの認知を拡大する」

ことばの道案内の主要事業である「ことナビ」の認知拡大に向けて、まずは視覚障がい者と健常者との認識の差異をなくしていくこと、言い換えると、普段視覚障がいに関わりの少ない方々にたくさん知ってもらうことが大切と考えています。多くの人に情報を知ってもらうための取り組みは何があるのか、どのように進めていけば良いのか等、多くの人に情報を届けていくための方法を考えていき、届けていくためのプロジェクトです。

パートナー団体

認定NPO法人ことばの道案内

「だれでも参加できる街づくりのために。」

認定NPO法人ことばの道案内は、主に視覚しょうがい者や、視力の低下した高齢者のために、言葉の説明による道案内(言葉の地図)の作成を中心とした活動を行っております。現在国内に30万人以上いる視覚しょうがい者にとって、PCやスマートフォン等の普及によるインターネット利用の拡大は、健常者との情報格差をより顕著なものとする傾向にあります。情報の中でも重要な要素の1つが、マップ情報や公共機関や道のバリアフリー情報です。これらの情報が不足している中で、「ことばの道案内」を世の中に広く普及させることにより、視覚しょうがい者や高齢者に「外出」という社会参加と自立への第一歩を踏み出すための支援をしている団体です。

 

事業内容
  1. 言葉による道案内(「言葉の道案内」の制作事業
  2. 点字ブロック他、歩行支援のための敷設物等に関する点検・検証等と敷設提案事業
参加メンバー

・社会人メンバー計  5人

(経営企画:1人 営業戦略:1人 事務・管理:2人 心療内科医:1人)

スケジュール

期間:2023年6月~2023年9月

2023年6月3日(土)  :CommonRoom 95

2023年6月11日(日) :Kick Off

2023年7月29日(土) :中間報告会

2023年9月18日(月) :最終報告会

1.プロジェクトの進捗(キックオフ~現在)

【プロジェクトの進捗状況】

全盲で、投影資料を使わないままに、語りのみでプレゼンを進めた、「ことばの道案内」代表理事のヒロ兄さん(キックオフ後命名)。コモンルームでのひろ兄さんの説明に共感し、5人の社会人メンバーが集まりました。

参加者全員が30代以上の社会人経験豊富なメンバーが集まり、キックオフ初日から全員が前のめりな状態でスタートしました。全体スケジュールを伝え、まぁまぁの忙しさもあると伝えた上で、「熱中できる体験にしたい」という想いを皆で抱き、走り出しました。

ことばの道案内の代表理事のひろ兄さんから「敢えて課題はこちらから提示しない。社会人の皆様から見えることや疑問・課題を拾っていきたい」という提案があった中で、3回程度のMTGを踏まえてのプロジェクトのゴールは「ことばの道案内の認知を拡大する」に定めて動き出し、様々なディスカッションを通じて「『盲目の方のための福祉の情報』として発信するのではなく、『何気ない日常の出来事から見えてくる、盲目の人と健常者との違い』を発信するという形にしました。

7/16のMTGが終わった時点では、「何かしらの媒体で発信する」ことに狙いを定めており、ここからより具体的な方策や、アウトプットについて詰めていく予定です。とにかく仕事ができる、ベテラン社会人の集まり。3回目以降はデザイナーの介入も殆どなく、全体のスケジュールの進捗確認から、どのような進め方にするのか、ファシリテーターをどうするかまで自分達で進めて頂いています。全員がとにかく前のめりな5人ですが、この後の活動が大変楽しみです。

【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】

バックグラウンドが異なる様々なメンバーのコラボレーションであること、また全員が前のめりで、かかとを上げて走っている集団であることから、前向きなディスカッションが当初から為されています。それにより、ことばの道案内のひろ兄さんにとっても考えたことのなかった視点での意見が出たり、実際にやったことのない観点で情報拡散手法を考え、実現できないか進めている等、話しやすい場の中で遠慮なくディスカッションをして、双方に刺激を与え合う時間をつくることができています。具体的に動かすところまで来ており、どのようなアウトプットが出るか、とても楽しみな状態です。

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