Ayumiの事業の一つであるバリアフリーメディア(情報サイト)を、いかに多くの人に読んでもらえるかが課題です。障害者が日常困っていることを検索しても、なかなか解決できる情報に見つけることが出来ないという話から立ち上げたバリアフリーメディア(情報サイト)。PV数が伸びてきているとはいえ、まだまだ、情報を必要としているすべての障害者に情報を届けられていない現状です。また、バリアフリーな社会の実現に向けて、今現在は障害と接点のない人にも見てもらうことが必要です。一人でも多くの人にバリアフリー情報を届けるための取組みを考えていきます。
パートナー団体 | 一般社団法人 Ayumi ※ロゴをクリックすると団体のHPへ遷移します。 「障害を価値に変える」をコンセプトに、障害者と共に物理/心/認識のバリアフリーな社会への実装を目指す非営利団体です。「障害者だからできない」ではなく「障害者にしか出来ない」と捉えることの出来るに変えていく活動をしています。物理的バリアがあっても、心のバリアフリーがあれば、十分に障害者の選択肢が広がります。 ・店舗の配慮を始めとした歩み寄り。 ・障害者の方々も素直に歩み寄る。 お互いが「あれはだめだ・これはだめだ」ではなく、出来ることから、一歩踏み出すところから始めてみる。 否定的ではなく建設的。 誹謗中傷ではなく歩み寄り。 そんな未来を創っていきたいという願いを込めて「Ayumi」の活動がスタートしました。 |
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事業内容 | ⑴ バリアフリー認証事業: ⑵ バリアフリーメディア: ⑶ バリアフリー基金事業: |
参加メンバー | ・社会人メンバー計 3人 (経営企画:1人 営業事務:1人 事務・管理:1人) |
スケジュール | 期間:2023年6月~2023年9月 2023年6月3日(土) :CommonRoom 95 2023年6月11日(日) :Kick Off 2023年7月29日(土) :中間報告会 2023年9月18日(月) :最終報告会 |
【プロジェクトの進捗状況】
Ayumiの代表理事ヒロトさんのコモンルームでの説明に共感し、集まった社会人メンバー。以前から障害に関わりのあったメンバー、なかったメンバー、背景は様々ですが、Ayumiと一緒に何かしたい!という想いで集まったメンバーです。
キックオフミーティング(6/11)では、Ayumiメンバーが参画時にみんなやっている自分辞典セルフカラー診断を紹介していただき、みんなでやってみました。結果、グリーン(内向的現在思考)のメンバーが3名とプロジェクトメンバー6人の半数を占める結果になりました。
その後、定期ミーティングでは、プロジェクトの目標設定(WHY:なぜ取組むのか?、WHAT:何に取り組むのか?)に4回と多くの時間を費やしました。Ayumiの活動の課題点を伺う→疑問に感じたことを確認する→社会人メンバーとして取り組める内容を考えるという流れで発散し、ある程度発散したら、プロジェクトとしてどこまで取組むかを収束させるという流れがスムーズに進行していきました。議論を恐れず、本音で話せる良いチームになり、お互いが納得できる取組みを設定することが出来ました。「Ayumi=バリアフリー情報サイトの認知拡大」という共通の想いをもったメンバー同士の一体感がより深まることを期待しています!!
【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】
背景が異なるメンバーが、それぞれの視点で障害を捉え、その新しい視点をAyumiに伝えることで、お互いに良い刺激が生まれてきています。Ayumiのこれまでの経験値を社会人メンバーにシェアし、社会人メンバーからは、Ayumiの活動に対して新たな視点で素朴な疑問を投げかける。それによりAyumiが新たな視点を手に入れる。このような良い刺激が生まれてきています。どうすれば、「課題解決に結びつくのか?何をどのように取り組めばよいか?」について、議論を恐れず、本音で議論できる環境が整い、メンバーの得意な部分も少しずつ見えてきて、今後、Ayumiと社会人メンバーがどのように融合していくか楽しみです。(けんさん)
【プロジェクトの進捗状況】
「Ayumi=バリアフリー情報サイトの認知拡大」という共通の想いの実現に向けて、何に取り組むのかも決まり、どうすれば拡大につながるのか試行錯誤を繰り返しています。具体的なプロジェクトとして、新しいSNS(Theads:https://www.threads.net/@barrier_free.ayumi )の運用をスタートさせました。運用には、Ayumiが今までに運用している他のSNS運用とは異なり、タイムリーな情報発信を目指しています。その時期(ニュース、話題)に合わせた情報とバリアフリー情報サイトを関連付けて発信するなど、工夫しながら発信しています。そして、その後の反応を毎週、みんなで分析しながら、次の運用を考えるという形で、毎回修正を加えながら進めています。
【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】
ゴール設定、それを具体的にどのように実現するかについては、3カ月という期間の制約がある中で、様々な方法を議論しました。そして、メンバー全員が納得するまでに時間を要しましたが、目指すゴール、取り組み内容が決定し、議論から試行錯誤へと移行していきました。それぞれのメンバーが自分の得意な部分を活かし、制約になるものは上手く分担し、プロジェクトを進めています。
「Ayumi=バリアフリー情報サイトの認知拡大」というゴールがメンバー全員に浸透しているので、様々なアイデアや情報が集積されてきています。サポートプロジェクトは3カ月という期限がありますが、今、取組んでいる内容はAyumiとして、今後も継続して取り組む内容でもあります。いかに継続していくかも視野に入れて、残り期間のプロジェクトをどのように進行していくかを楽しみにしています。
【プロジェクトの結果】
「Ayumi=バリアフリー情報サイトの認知拡大」のゴールに向けて、SNSからバリアフリー情報サイトへの誘導する取組みを実施。
①Theads:https://www.threads.net/@barrier_free.ayumi の運用
◆週3日、朝=6時~9時、夜=18時~21時の2回
◆投稿内容
・Ayumiが出している記事でアクセス数が多いもの
・Ayumi Instagramでのトレンド記事
・これを取り上げたらどう?という提案記事
例:台風情報・災害時の対応方法(防災の日にちなんで)など
②TheadsとX(旧twitter):https://twitter.com/ayumi20210810 との連携
◆週3日、Threads=6時~9時、X(旧twitter)=18時~21時
◆投稿内容
・Threadsでの投稿と同じ
プロジェクトの成果として、ブックマーク数増、PV数増といずれもSNSから一定数の流入が確認できました。また、Ayumi作成記事のインプレッション数が多い傾向が見られる、Xの拡散力の方が大きいなどの今後のSNS活用に向けた分析も行うことが出来ました。
【2枚目の名刺が生み出した「変化」とこれから】
「想いで繋がる」ことを大切に、このプロジェクトで取組む目的やゴールのすり合わせ、想い、納得感の共有などに前半部分は、時間を費やしました。少し時間はかかりましたが、取組む内容が決まってからは、メンバー全員(団体、社会人、デザイナー)がともに迷いなく、同じゴールを描いて取組むことが出来ました。社会人メンバーが少ない中、Ayumiのメンバー??と思えるぐらい、どうすれば有用なバリアフリー情報を必要な人に届けられるのかを考え、様々な提案をAyumiに行い、議論し、プロジェクトを完遂しました。
このプロジェクトを通じて、バリアフリー情報を「自分事化する」ことで、今まで気にしていなかった新しい視点を持つことが出来るようになったのではないかと感じます。プロジェクトは一旦終了となりますが、「想いで繋がる」ことで「自分事化」に繋がる経験を活かして、引き続き、仕事や様々な活動で活躍されることを期待しています。
なお、参加した社会人メンバー全員が、引き続きAyumiのサポートメンバーとして残ることを希望しました。プロジェクトとしては一旦中締めとなりますが、社会人メンバーとAyumiのご縁は続きます。
以下:チームメンバー感想
日々の仕事の中では、忙しくてすり合わせに時間が取れていない、毎日顔を合わしているメンバーなので「わかっている、伝わっている」と思い込んでいるなど、「想いの共有」の大切さをこのプロジェクトを通じて再認識した。
前半部分の進捗を考えると、3カ月しなかいプロジェクトで何か成果を出すことが出来るのか、心配な部分もあったが、後半のSNS運用はスムーズに進んだ。それぞれの強みを活かして活動が出来た。
<けんさん>