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【最終報告】CR94 みらいBaby〜社会の気になることを自分ごとに ~自分を変える、一歩踏み出す~

プロジェクトの概要

 任意団体みらいBabyには課題が山積しており、その課題を社会人及び学生メンバーが解決に取り組むというのが概要です。以下、現時点で決まっている内容です。

みらいBabyはリトルベビーとその家族の直面している情報や認知の不足を解消させる団体として2020年5月に設立し、事業を展開してきましたが、メンバーの皆がリトルベビーの母親という当事者でもあるため、各自が家庭優先での活動となり、広報活動の展開に限界があること、また広報の幅が狭くなってしまっている事が課題として浮き彫りになってきております。社会人メンバーからは改めて団体メンバーの思いやビジョンを聞き、何ができて、何ができていないのかを整理し、その中でチームとして取り組める解決策をサポートプロジェクトで考えていくこととなりました。

パートナー団体

任意団体 みらいbaby

Vision: 安心してリトルベビーを 産み育てられる社会を構築する

Mission: 妊娠・出産・育児におけるリトルベビー 家族への切れ目ない支援を実現する

事業内容

⑴リトルベビーの親子の交流会を開催

 ⑵世界早産児DAYに合わせて協賛企業とNICUへ支援企画

参加メンバー

現在:社会人2名、学生2名

 (社会人:学級支援、療養中、学生:福祉系学部生2名)

スケジュール

期間:   2023年5月~2023年8月

2023年5月8日(月)  :CommonRoom 94

2023年5月19日(金) :Kick Off

2023年7月1日(土) :中間報告会

2023年8月 19日(土) :最終報告会

1.プロジェクトの進捗(キックオフ~中間報告前)

【プロジェクトの進捗状況】

Kick Offは、半分以上が自己開示となりました。初対面のメンバーばかりで、皆最初は様子をうかがっていましたが、共通点を見出したり等、少しずつ慣れてきました。

 定例会については、みらいBaby側の家庭優先の事情より定期実施ではなく、柔軟に開催することを決め、進行役を持ち回りで担当するなどのルールが決まっていきました。 SlackやGoogle Driveを使って定例ミーティングまでに自分の意見を出し合うというスタイルも定着して、プロジェクトは進行していきます。

【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】

 初回の終盤より積極的に団体への意見、質問がありました。その後、皆不慣れながらも少しずつ自身の意見を主張し、周りとの対話も起こっており、活発に議論されておりましたが、学生2名が少し消極的であり、そこは皆で盛り上げたいと考えております。

リトルベビーやその家族の心情についての理解や、課題を少しでも早く理解し、自分事化していこうという姿勢が見られました。

 まだ変化は少しですが、各人の知識レベルや言語を合わせ、皆でチームになろうという意思も見えてきており、今後団体との化学反応がどう出てくるかが楽しみです。

2.プロジェクトの進捗(中間報告会後)

【プロジェクトの進捗状況】

 何をするか、ターゲットをどこに設定するかをチームで議論。

 中間報告会を経て、4人共に活発に意見が出せてきているように見受けられる。

 プロジェクトの期限についても意識し、逆算で何ができるか、期限に間に合わなくても持続的に継続して取り組んでもらえるためには、どういう工夫が必要かを各自の特色を出しながら話し合っているのが印象的でした。

 最終到達点がようやく見えてきた状態ですので、引き続きポジティブに取り組んでもらえるようバックアップしてまいります。

【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】

 2人の学生がいることで、2人の社会人と団体が、その学生の感性を活かそうと意見を引き出したり、アイデアを取り入れたりする傾向が出てきました。

 また学生側も、自分たちが今できる事は何かを開示し、その通りしっかり行動してきてくれて、チーム内での信頼を得られるようになっており、彼ら2人の自信にも繋がっているように思います。

 団体側も、チームで出てきた意見について、的確に答えたり、方向性を出してくれており、人数が少ないからこその団結が生まれてきてるように感じます。

 今後は仲良しチームで終わるのではなく、やりきることを目指すようマインドセットしていきたいと思います。 

 3か月のサポートプロジェクトが終了しました。

途中、団体側とサポートメンバーでのズレや違いが露呈しましたが、それまでの取組の蓄積とチームワーク、気転により充分ではないにせよ対応できたと考えます。

 今回、学生2名・社会人2名そして、団体は当事者という環境下でメンバーの皆さんは精一杯の努力と工夫をされてきたと考えます。

 この成果よりも、真摯に課題に向き合うことの大切さと、当事者になりきれない立場の難しさを経験できたこと、多様なメンバーの意見を浴びれたこと、は非常に良い経験だと思います。

 私自身もデザイナーとして学ぶ点が多いプロジェクトでもありました。

 団体、サポートメンバー共々、更なる発展と活躍を期待しております。

                                 以上 

 

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