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CR93 MOTTAINAI BATON〜「いただきます!」美味しい恵みを次世代につなぐ〜

プロジェクトの概要

「もったいない」を「レトルトカレー」で解決する!というユニークな発想に興味を惹かれた7人が集結。団体から示された“課題感”(①販売戦略立案 ②SNS戦略立案 ③認知度向上)を基に、メンバーでこのプロジェクトの「目標」について喧々諤々議論し、決定したのは「MOTTAINAI のファン作り」(仮設定)。具体的な解決策を検討しながら3ケ月後のアウトプット完成を目指します!

パートナー団体

「MOTTAINAI BATON  ㈱ 」 2021年設立
MOTTAINAI BATONでは、” もったいない ” を「本来の価値が発揮されていないもの」と

定義します。 世の中には、多くの ” もったいない ” があり、価値が発揮されないと廃棄され、 場合によっては世の中からなくなってしまいます。使える食材が本来の価値が発揮されないまま捨てられているのは、非常に ” もったいない ” と思い、レトルトカレーを作ることから始めました。 世界のフードロスを解決する基準となるように、様々な国、地域で レトルトカレーを作り、食につなげる活動を行っています。
<ビジョン>

・もったいない食材のカレー化で食品ロス問題を解決する。
<ミッション>
・もったいないを無くして笑顔と健康を届ける。

事業内容
  1. 食品ロス活用事業
  2. レトルトカレー関連事業
  3. メタバース関連事業
  4. 輸出入・コンサルティング事業
参加メンバー

・社会人メンバー計  7人

(組合:1 会計:1 経理:2 研究:1 シシテム:1 管理:1 )

・プロジェクトへの期待

「多様なバックグラウンドの方々との化学反応が楽しみです!」
「自分を成長させたい、ワクワクする経験がしたいです!」
「つながり、マーケティング関連スキル、カレーの知識」
「みんなが、やってよかったといえるようなPJにできたらいいですね。」

「食への関わり、出会い、自己成長」

「新しいことに取り組めること」

スケジュール

期間:2023年4月~2023年6月

2023年4月14日(金)説明会(CommonRoom)

2023年4月25日 キックオフミーティング

2023年6月7日(水)中間報告会

2023年7月24日(月)最終報告会

1.プロジェクトの進捗(キックオフ~中間報告前)

【プロジェクトの進捗状況】

これまで、4/25キックオフMTを皮切りにその後4回のMTを実施しました。キックオフMTでは「自己開示」に時間を割いたものの、「初めまして」の緊張からかやや固さの残るミーティングとなりました。次の定期MT(1回目)では二枚目の名刺のプロジェクトデザイナーが仕切しましたが、2回目以降からは、社会人メンバーの持ち回りにシフトしました。毎回ミーティングの仕切り役は変わりますが、皆、的確にアジェンダを提示し、効率よく議論し、その日のゴールをクリアしていいます。また、皆ZOOMでのミーティングに慣れているのか、画面の様子を見つつ周囲への気配り心配りも忘れず、進めているところは素晴らしいと思います。サポートプロジェクトでは、「プロジェクトの目標」設定に多くの時間を割くことは珍しくないのですが、このチームでは、2回目のミーティングで早くも仮の「目標」を設定し、3回目から具体的な作業に入りました。巷「VUCAの時代は、変化が激しく、正確性よりもスピード感が大切」と言われてますが、まさにそれを地でいく様な動きになっています。徐々にメンバーの作業量(資料作り)も増えつつあります。どの様なアウトプットが出てくるのか今から楽しみです。

【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】

プロジェクトに参加した一人ひとり、年数の差こそあれども皆さん立派な社会人であり、日頃は本業に一生懸命取り組んでいるメンバーです。そのメンバーが今回本業とは異なる「もったいない」に関わることになりました。ここまでの約1ケ月、MOTTAINAI BATON の事を知り、お互いを知り、そして「もったいない」を自分事化するところからテーマ決めに進んだ流れは、正に参加メンバーどうしのコミュニケーションの賜物であると思いますし、これからが本当に楽しみでなりません。「社会課題解決」にこれと言った「正解」はないと思います。「正解探し」をするのではなく、「何をやるのか」即ち、「選択とアクション」を繰り返し、残り2ケ月突っ走って欲しいと思います。

来る5/31は、初めて皆が顔を合わる「カレー試食会(兼 プロジェクト決起大会)」です。この様子は次回ご報告します~。お楽しみに。(カズ)

2.プロジェクトの進捗(中間報告会後)

【プロジェクトの進捗状況】

23年6月7日 他2チームと共に「中間報告会」を実施しました。4月のキックオフミーティングから、毎週の打合せを通して作り上げた内容について報告し、他チームからフィードバックを受けました。後半は、各チーム混合の「振り返りタイム」で意見交換し、チームメンバー6名は、多くの刺激を受けた様です。この会で受けた刺激や、気づきをベースに後半戦も更に活発な活動を期待したいと思います。

<メンバーの感想抜粋:チーム混合「振り返りタイム」>

「チームによって議論の進め方には色がある。」
「各チームが抱えている悩みは同じだなと感じた。」

「他のチームの方が褒めてくれた。後半も頑張る。」
「現場に共に足を運ぶのはチームビルディングに役立ちそう。」
「色々なチームの形があっていいんだ。MBチームのいいところを伸ばしたい。」
「多様な人々が共通目標を作り、進んでいくことは、思う以上に大変だが頑張る。」

【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】

5/31  カレー試食会&決起大会!

中間報告会に先立ち、かねてより参加メンバーの希望だった「カレー試食会」を実施しました。11種類のカレーを少しずつ試食し、「バトンカレー」の美味しさを実感。直接リアルで会うのは今回が初めて・・・。慣れてるような、少し恥ずかしい様な雰囲気で試食会はスタートしましたが、共に同じ釜の飯を(カレーを)食べながら、ワイワイガヤガヤ盛り上がりました。試食会後は早速打合せに入り、オンラインでは感じられない個々の熱量を肌で感じながらの2時間でした。

中間報告会を終えて後半戦です。後半は、「MOTTAINAI BATON」のファンづくりの為のマーケティング施策に取り組みます。今まで「オンライン」のみでの対応でしたが、今後は「消費者を知る」為に、現場(カレーを直接販売している場所=マルシェ、催事などのイベント販売)に足を運び、消費者の声を聞いたり、ステークホルダーの方のお話を聞くなどを実践する予定です。「アクションを起こしたい!」は、参加メンバーからの自発的な意見です。数多くの「アクション」から何が生み出されるのか、今から楽しみです。(カズ)

3.プロジェクトの進捗(最終報告)

【プロジェクトの結果】
後半は予定通り、生産者サイドと消費者サイドへのアプローチによるファンづくり(マーケティング戦略立案・新たな生産協力企業の発見、販路の拡大等)に着手しました。当初の計画が全て実現したわけではありませんが、参加メンバーの「アクション」を起こしたい!の希望通り、様々な行動が見られました。
例えば、実際に店頭に立ち、消費者と触れ合った結果、各種のカレーの特徴を分かりやすく伝えたいという思いが強まり、そこから、それぞれメンバーで実際に試食し、「カレーの特徴とキャッチコピー」を作成。めどさんがそれを素早くツイッターやインスタに掲載し発信してくれました。また、カレーを4象限に分類した図を作成。店頭での販売促進に役立つと期待しています。一方販路拡大については、シェアオフィスや、コワーキングスペース業者にアプローチしました。数十社に連絡し、2社から返事があり、現在商談が進んでます。生産者へのアプローチにおいても数多くの農家にアプローチしました。当初返事は「ゼロ」かもと想定していましたが、3社から返事をいただき、参加メンバーが面談を実施。その後めどさんに繋ぐことができており、今後具体的な生産の話が進む可能性が見えたきました。議論して、それを自分達で現場で確かめる。会社の中では中々実践できない事を行い、それによって「社会課題解決」の入口に立てたのではないかと思います。

【2枚目の名刺が生み出した「変化」とこれから】

改めて、サポートプロジェクトとは、さまざまな業種・職種の社会人がチームを組み、新しい社会を創ることを目指すNPO等と共に、団体の事業推進に取り組む有期のプロジェクトです。組織や立場が違うからこそ、その発想や思考の違いに戸惑い、悩みます。しかし、その違いを認め、目標達成の為の活動を通じて、自分の「強み」や「弱み」を知り、「変化・成長」を実感できると考えています。今回このチームに参加したメンバーも、表面にハッキリとは出てこなかったものの、大いに戸惑い、悩んだことと思います。が・・・
(参加社会人の感想)一部抜粋
「違う立場や思考の人たちと議論しまとめるのはとても大変だった。」
「違う立場の人と向き合うことができ、世界が広がった。視野が広がった。楽しかった。」
「自分の強み・弱みが分かった。強みを生かして前向きに取り組みたい。と思えた。」

「いつもいる“居心地の良い場所”から脱することができた。」
「目標達成に向けては、会社もSPJもチームとして補いあっていくことが大切。と思った。」
「社会課題の解決の為に自分にもできることはあると思えた。自分事化できた。」
という感想が寄せられました。
この3ケ月は、参加メンバーに取って、「小さな一歩」だったと思います。が、この「一歩」をきかっけに、今後益々のご活躍をお祈りしています。3ケ月間お疲れ様でした!ありがとうございました!

(カズ)

 

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