みらいの森は、児童養護施設で暮らす子どもたちのために、アウトドアプログラムを通じて生涯の糧となる体験を創り出し、幸せな実りある成長をサポートしているNPO です。
今後も児童養護施設の子供たちが1人でも多くサポートしていきたいと考えています。そのために、PRやファンドレイジングをより戦略的に行えるよう取り組むこと。また、今年で10周年を迎えます。その記念すべき年に、イベントの企画なども進めて行きたいと考えています。
パートナー団体 | 認定特定非営利活動法人 みらいの森 みらいの森では、アウトドアプログラムを通じて、児童養護施設で暮らす子どもたちが「生きる力を身につけて、社会で活躍する」ことを願って支援活動を続けています。 施設に暮らす子どもたちというのは、大半が高校卒業と同時に完全な自立を強いられます。 そのため高校を卒業するまでに、困難が生じたときに自ら解決方法を見つけて、困難を乗り越えることのできる「生きる力」を身につけることが重要です。 みらいの森では子どもたちが自然のなかで自分自身の行動に責任をもち、自ら考えて行動できるようなプログラムを組んでいます。 |
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事業内容 | 次のようなプログラムを展開しています。
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スケジュール | 期間:2023年2月~2023年5月 2023年2月1日(水) :CommonRoom 91 2023年2月15日(水) :Kick Off 2023年3月24日(金) :中間報告会 2023年5月 11日(木) :最終報告会 |
【参加メンバー】 | 社会人メンバー計6人 (営業:3人 企画:2人 人事:1人) |
2月15日のキックオフ前に、社会人メンバー各人とデザイナーと1on1ミーティングを行い、二枚目の名刺の進め方や皆さんの質問など、自己紹介含めて行いました。皆さんしっかりとした考えで二枚目の名刺に参加していただけているのでキックオフが楽しみでした。
キックオフでは、アイスブレイクの後、自己紹介に時間を割き、お互いの理解を深めました。
今後のコミュニケーションのツールは、Slackを、ドキュメントの格納はGoogle Driveを使うことに決定しました。後半は、二枚目の名刺の進め方の話の後に、みらいの森の理解を深めれる趣旨で様々な質問を団体側内投げかけました。
また、メンバーからZOOMの背景を作ると一体感がでてくるとの提案が出てきて次のミーティングには早速完成しそうな勢いでした。
次回の予定は固定した曜日ではなく、しばらくは皆さんの都合を聞いて都度決定することになりました。
【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】
キックオフでは様子見の感じがありましたが、2回目からは、最初のアイスブレイクはデザイナーが行い、ミーティングからは社会人メンバーで司会進行役と書記を決め、皆さんで進めてもらうことにしました。
積極的に様々な観点からの質問が続出し、団体の課題と思われることが表に出てきたようです。次回は、課題は何かを各自が考えてくることを宿題として2回目のミーティングは終了しました。
その後、Slackで団体側から10周年インタビュー企画の提案がありました。みらいの森の関係者(児童養護施設職員、施設の卒業生)をインタビューをすることで、団体の活動の理解が深まることも狙いです。早速、そのインタビュアーにも手をあげたメンバーもいました。その他、実際に団体の事務所で対面とオンラインのハイブリッドでの打ち合わせをしようとの声も上がってきました。
これから具体的なタスクが決まってくるとお互いのことを、より知ることになり、更にチームとしてワークしていくのではないかと楽しみにしています。
ZOOM背景:シンプルなのでこれに決定
ZOOM背景:これも捨てがたい、、、
(ヒロシ)
【プロジェクトの進捗状況】
中間報告会に合わせて今後のスケジュールを皆で考えることになりました。ざっくりと3月中に具体的な課題を決め、4月にはその課題についての取組み、5月にそのまとめに入るイメージをメンバー全員で共有。
取り組むべき課題については、次の4つに絞りました。
そして、この中でウインターパーティとロジックモデルに絞り、取組むことになりました。
短い期間で効率よく進めるために、2チームに分け各々にリーダーを決めることに。
みらいの森への理解が深まるとともに、課題の策定、その実施と具体的なアクションが明確になると進むのも早くなるものです。プロジェクトもあと1か月。フルスロットルで頑張りましょう!
【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】
現在、みらいの森は10周年企画として、みらいの森に関わって下さっている方々のインタビューをサイトに掲載しています。4月から毎月1名ずつ紹介し、全11回の掲載を予定。サポートプロジェクトとは別に、そのうちの3回を社会人メンバーが担当し、インタビュアーとして取材、その内容の記事作成することに。団体側からは、もし興味があればとの提案でしたが、メンバーは積極的に手をあげて担当しました。
インタビュイーは、児童養護施設の職員、児童養護施設の卒業生で、みらいの森のアウト
ドアプログラムの魅力について取材。この取材により、みらいの森の活動についてより深く理解が進みました。
インタビュー風景
他にも皇居を1周、ウォーキングする「チャリティ皇居ウォーク」にも自主的に参加することで、みらいの森に愛着をもつことにつながったと思います。
みらいの森に積極的に関わり、より深く理解しようという姿勢からどんな成果がでてくるのか、最終報告会が楽しみです。
(ヒロシ)
【プロジェクトの結果】
2月15日(水)のKick Offからスタートしたサポートプロジェクトも、ついに5月11日(木曜)の最終報告会をもって終了することができました。
ほぼ毎週に渡り、総計16回のミーティングを行いました。
中間発表前の明確な課題が決まるまでは、「もやもや感」の中で手探りの状態でした。しかし、やるべき課題が決まると各々が自分事化し、ZOOMのホワイトボード機能を活用し、アイデアを出したり、まとめたりと順調に進捗しました。また、課題についても全員がミーティングに参加するのではなく、チーム制を導入することで効率化を図りました。
団体の方も忙しい中、時間を割いて参加してもらっていて頭が下がる思いです。
※過去のウインターパーティを参考に意見交換をしてる場面
成果物については次の5つになりました。
上記のうちいくつか紹介します。
1:今年は設立10周年でかつコロナのため開催できなかったので是非開催したいとのことで検討書を作成
2:みらいの森の10年後を俯瞰した姿をロジックモデルで絵にしたものを作成
3:夢である自前のキャンプサイトを手に入れるべく検討書を作成
当初は遅々として進まなかったようですが、抜群の瞬発力とチームワークでまとめ上げました。
お疲れさまでした。
【2枚目の名刺が生み出した「変化」とこれから】
下は最終報告会でのメンバーからのサポートプロジェクトに参加した感想です。
普段とは違った背景を持ったメンバー。プロジェクトも会社とは異なり、最初から解決すべき課題が決まっていない。チームをまとめ上げるプロジェクトマネージャもいない。福祉という馴染みのない分野。そんな中で限られた時間で成果を出す環境に放り込まれ、活動したことで、得られたものは多いと思います。
これをきっかけに、また越境するも良し、友人に勧めるのも良し、です。
忙しい仕事をかいくぐって、プロジェクトの活動をしてくれたメンバー、大変ありがとうございました。
PS.ウインターパーティは、みらいの森のスポンサーである某会社の会場の件で返事待ちとのことです。よかったら、その時にまたお会いしましょう。
(ヒロシ)