神戸みらい学習室のミッション実現に向けた課題の一つは、事業継続の要となるボランティア講師の交通費支給のためのファンドレイジング。この課題を切り口に、施策を考えていきます。
パートナー団体 | 【パートナー団体 】 「任意団体 神戸みらい学習室」 2017年4月に神戸市職員有志が集まり、 「すべての子どもに、等しく教育の機会を。」を理念として、教室の運営を始めました。職務を通じて得た知識・経験等を活かして、未来を担う子どもたちのため、職務外で地域の課題解決に向け学習支援に積極的に取り組んでいきます。 【事業内容】 経済的な事情など様々な困難を抱える中学生等に、 無料の学習支援を提供しています。学校の宿題から入試対策まで幅広く対応します。それぞれの子どもの学習スタイルや学力等に投じて、さかのぼり学習、マンツーマン指導なども行っています。 ▼活動概要
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期間 | 【スケジュール】 期間:2022年7月~2022年10月 2022年07月1日(金) :Common Room88 2022年7月9日(土) :Kick Off 2022年08月26日(金) :中間報告会 2022年10月14日(金) :最終報告会 |
【プロジェクトの進捗状況】
2022年7月9日、CR88神戸みらい学習室×二枚目の名刺チームがキックオフしました!社会人メンバーは、年齢は20代から50代、居住地は、神戸、大阪、東京、神奈川、福井、福岡、職業は、システムエンジニア、プロマネ、保健師、製薬、プロ・カメラマン福祉相談員、医学生と個性豊かな面々が揃いました。
むかえる神戸みらい学習室を運営する神戸市職員有志のみなさんも、社会起業家、ハイカー、キャンパー、彫刻家、ダーツの達人… みなさんの多様なバックグランドにつっこみたい気持ちを抑えながら会議の進行するのが大変でした。もっと知りたい。。。複業は確実に世の中に浸透しているのを感じます。
今後は、毎週1回の定例MTG(月曜夜1.5時間)に加え、適宜必要なタイミングでMTG実施。基本ZOOM+Slackでコミュニケーションのバーチャルチームですが、団体さんの拠点に近いメンバーが機動力を活かして現場見学にいき、現地の様子とスタッフインタビューを実施予定です。
これから3か月、どんな成果がこのチームから生み出されていくのか楽しみです!
【プロジェクトの進捗状況】
~すべての子どもにココロの居場所のある社会を~のテーマのもと集まった3団体と社会人メンバーが活動を開始してたのが7月初旬。不安と期待が入り混じったキックオフミーティングから1か月半がたち、8/26に中間報告会を開催しました。団体の事業と運営課題について理解を深めつつ、チームメンバーの相互理解もすすんできたところで、各チームが取り組み課題とその進捗を共有してお互いによい刺激を与えあいました。
神戸みらい学習室のメインテーマは、資金調達のための広報活動に決定。複数年にわたって活動資金としてきた助成金が期限を迎える今年、来期以降の継続的な活動のために資金調達の一助となる活動に着手することに。チームは助成金申請、企業からの寄付の獲得、個人寄付者の獲得の3つの切り口から現状分析と具体的な施策の立案にとりかかりました。早速、社会人メンバーがデスクトップリサーチで発見してきた助成金の申請を2件実施!さらに、ある企業幹部にプレゼンをする話が舞い込んだ機会をとらえ、ピッチスライドの作成を社会人がすることに!9月末のピッチに向けてあーだこーだとスライドのブラッシュアップに取り組んでいます。
◆中間報告会時点での取り組みテーマの発表。その後、チームの話し合いで発展しサブテーマが生まれてきています!
【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】
中間報告会を目標にメインテーマについて話し合いをガンガンすすめてきたところでしたが、中間報告会のあとに改めてチームで役割分担と現状分析を今一度行う機会が設けられました。その結果、今回集まったメンバーの強みとWILL(やってみたい!)を確認しあい、メインテーマ以外のサブテーマ活動も平行して模索することに。具合的には、神戸みらい学習室のよさや強みの再発見をするため、また、さらなる改善点をみつけるためのアンケート調査を社会人チームの設計で実施することになりました。各自がより自分のWILLにフィットした役割を担う布陣にアップグレードされチームがパワーアップ!!
最終報告会にむけてあと1カ月半。エンジンがかかった社会人メンバーのみなさんの成果報告が楽しみです。
【プロジェクトの進捗状況】
ファンドレイジング活動への活動の目途がたち、もう少し余力があかも…と有志グループがたちあがり、創立から5年目を迎えた神戸みらい学習室を第3者視点から評価する機会としてアンケートの実施を企画することに。
残り約1.5か月の期間でにアンケート項目の設計から分析までを協力しあいながらスピーディーに実施することができました。ボランティア講師に加え、受講生である中高生たち、そして運営スタッフから匿名で忌憚のないフィードバックを得ることに成功。継続すべきこと、改善の余地のあることなど、最終報告会で報告書として神戸みらい学習室さんへ納品することができました。
ファンドレイジング活動では、予定通り企業向けピッチスライドを完成させ、個人向け寄付サイトのデザインを一新してシンプルで訴求力のあるコンテンツにアップグレードすることができました。
最終報告会までの大きな変化としては、”私はファシリはハードルが高くで難しいです…”っていっていたメンバーが、見事に最後のミーティングでファシリテーターの役割をこなしたり、最終報告会のプレゼンターを立派にやりとげたり、もともと持っていたポテンシャルを発揮する場となりました。本人のあと一歩踏み出す勇気に加えて、暖かく穏やかに背中を押してくれたチームメンバーのみなさんのおかげだと胸が熱くなりました。
プロジェクト終了後、今回の神戸みらい学習室さんとの協業から得たものを糧に、社会人メンバーのみなさんがそれぞれどんな2枚目ストーリーを紡ぎ始めるのかとても楽しみです。
最終報告会後の最後のチームミーティング。”神戸みらい”のポーズで記念写真。
最終ミーティングでは、チームメンバーへのありがとう!すごかった!のメッセージを伝えあいました。