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「未来をつくろうプロジェクト~皆が輝く明日のために…~」NPO法人LEGIKA 

プロジェクトの概要

マンガ家の育成という一味違う領域で活動してきたNPO法人NEWVERYは、2022年5月10日にその団体名をNPO法人LEGIKA(レジカ)へと変更し、社会変革を起こすべく次のステージへ飛躍しようとしています。今まさに変化点にある団体と、その取り組み内容に興味・関心を持つ社会人メンバーによる未来をつくるプロジェクトです。

パートナー団体

【パートナー団体 】

特定非営利活動法人LEGIKA(旧 NEWVERY)

【事業内容】

すべての人が能力を発揮できる自由な世界を目指し下記の事業を展開

1:メッセージ・デザイン事業

・ビジネス向けのマンガ表現制作「Graphium Studios」

2:コミュニティ・デザイン事業

・マンガ家の支援・育成「トキワ荘プロジェクト」

・シェア型学生寮「チェルシーハウス」

期間

【スケジュール】

期間:2022年3月~7月

2022年3月22日(火) Common Room 85

2022年4月7日(木)  Kick Off

2022年5月20日(金) 中間報告会

2022年7月8日(金)  最終報告会

 

1.プロジェクトの進捗(キックオフ~現在)

【プロジェクトの進捗状況】

LEGIKAの方向性や取り組み内容に興味・関心を持った社会人男性1名と女性2名が集まりました!社会人メンバー3名と少数ではありますが、全員とても意欲旺盛です。キックオフ・ミーティングは、ほとんどを自己紹介Timeに使いました。自分のことを知って欲しい・相手のことを知りたいという気持ちは大事ですね。呼んで欲しいニックネームを発表したり、今の正直な気持ちを伝えたり、実は趣味が同じだったりと、時間が経つのを忘れるほどみんなで相互理解にどっぷり浸りました。

 

その後の第1回~3回の定例ミーティングでは、主にLEGIKAのことを知る時間にしました。今の事業内容や今後していきたいこと、課題として捉えていることなど、社会人メンバーからの素朴な疑問や鋭い着眼に対し、真摯に応える団体側。“知って欲しい”と”知りたい”がいくつも織りなされ、少しずつ全体像が見えてきました!

 

   

【2枚目の名刺が生み出している「変化」とこれから】

Zoomを活用したミーティングが主ですが、キックオフ・ミーティングの続きとしてランチミーティングを対面開催したり、実際に団体事務所へ足を運んだりと、労を厭わず社会人メンバーは精力的に動いています。

 インプットは一旦ここまで。さぁ、次は、社会人メンバーによるアウトプットのフェーズへ移っていきます。各メンバーが設定した課題、その解決に向けて自分は何をしたいのか。それぞれの想い・やってみたいことがどういう化学反応を起こすのか、今からとても楽しみです!

 

2.プロジェクトの進捗(中間報告会後)

【プロジェクトの進捗状況】

ここまでのLEGIKAとの対話を通じて、たくさんのキーワードがぼんやりと見えてきました。例えば、BtoBマーケティングの側面、人的リソースの側面、そもそも、事業がわかりにくいのでは?などなど。

ということもあり、一旦、ここで社会人チーム各人が捉えたLEGIKAの課題を発表してみることに。

しかし、、、どういうわけかどれもしっくりこない、、、

しかも、中間報告会まであと少し。でも、こういうとき、社会人の底力はスゴイ!社会人チームはスモールミーティングやチャットでのやりとりを重ね、目の前に広がる霧のその先を見ようとします。

そして、解決すべき一部分である「課題」ではなく、LEGIKAの事業がブレークスルーするような「センターピン」を探す!これをプロジェクトの方向性とし直しました。

 

〜プロジェクトの方向性を決定〜

「センターピンを見つけ倒すことで複数のボトルネックを解消し道を開く。」

 

2枚目の名刺が生み出している「変化」とこれから】

中間報告会でこの方向性を発表したからには、有言実行(もちろん、変更は可能)に向けてアクセルを踏んでいきます。と、その前に一旦、今までのプロジェクトをKPT法(続けること・変えること・試すこと)で振り返りました。実は思っていたけど、なかなか相手に伝えることができなかったことなど、少しずつ本音で話ができる空間になりつつあります。

中間報告会、その後の振り返りミーティング後、すぐさま行動へ移すのが社会人チームのスゴイところ。表層的にLEGIKAを知った気になるのではなく、実際に現場訪問したりアポイントメントに同席しました。このようにLEGIKAの特徴や事業を理解すべくフィールドワークをするなど、更に行動力が加速してきました。

最終報告会への折り返し地点です。

LEGIKA側、社会人チーム側ともにどのような変化があるのかとても楽しみです。

3.プロジェクトの進捗(最終報告)

【プロジェクトの進捗状況】

中間報告会以降もLEGIKAと社会人チームの対話は続きます。LEGIKAの事業コンセプトを誰にでも分かるやさしい言葉で明文化する。これがプロジェクトのゴール。それは、LEGIKAの中枢を表現する、という、難易度かなり高くない?と思わずにはいられないゴール。近くにあるようでとてつもなく遠いゴール、、、

自分たちで決めたそのゴールを目指して、社会人チームとLEGIKAはひた走ります。

ズバリそれだ!

というLEGIKAの事業コンセプトを言い表すコトバを探すのはそんなに簡単なことではありません。LEGIKAを知れば知るほどに分からなくなる、というジレンマ。進んでいるようでスタート地点に戻っているような感覚。堂々巡りや飛躍の繰り返し。

しかし、表層的でやり過ごさず、本質追求の姿勢がこのあと大きな成果を生むことになります。

ここまでの対話や議論を参考にし、事業コンセプトの言語化を社会人チーム各人で取り組むことに。質より量!と言う方向のもと、思いつくコトバをどんどん出すこと出すこと、その数なんと合計150個!直接的なものから、ユニークなもの、え⁉それどういう意味?と言うような世界観(説明を聞くと、なるほど!と納得)のものまで、ものすごい数の事業コンセプト候補が生み出されました。

でも、まだしっくりしない。ヤバイ、最終報告会まで時間がない・・・

ここで社会人チームの迷いは吹っ切れます。本音と本音のぶつかり合い。本質へ近づくための全力投球の応酬。そこには、支援する社会人チーム、支援される団体側という垣根は全くありません。

 あれっ、ぼやけていた焦点がなんか合ってきている!?

 あれっ、気が付いたら目の前のテープ、これゴールなんじゃない!?

こうやって最終報告会の3日前にゴールしたのでした。

 

成果物① 明文化したLEGIKAの事業コンセプト 

   ※コンセプト探しのために出した計150個の案も合わせて納品

成果物② ①の50文字版・150文字版のドラフト

 

この成果物➀は、LEGIKAのプレスリリース内容や採用Webページにも早速使われています!

 

【2枚目の名刺が生み出している「変化」とこれから】

言語化の難しさを痛感する反面、その重要性や壁打ちの価値、そして何より本音でぶつかり合うことのできるチームの素晴らしさや可能性を体験しました。3ヶ月間という短い期間で難しいテーマに取り組み成果もだす。これは本業での自信にも繋がりそうです。

学習・成長意欲はとどまることを知らず、最終報告会の翌週にMCチーム発案でオリジナルの振り返りをLEGIKAと共に実施しました。「自分はあのとき何を考えていたのか」「どう感じていたのか」などを他者交流を通じながら客観的に振り返りました。このように余さず体内化した3ヶ月間の経験や学習は、これからも心の糧として社会人メンバーを豊かにしていくのでしょう。

以上

※今回のサポートプロジェクトは、三菱商事従業員組合のご支援のもと、三菱商事の皆様と実施いたしました。

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