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「まちのおやづくり」 プロジェクト

プロジェクトの概要

子どもや子育てにポジティブな社会の実現に向けて、子どもと周りの大人を笑顔にする」というまちのおやこテーブルのビジョンに共感したメンバーが、「まちのおやづくり」に取り組んでいます。様々な背景を持ったプロジェクトメンバーが、互いの経験や価値観を深掘りしながら、社会をより良くするために議論を交わしています。

 

パートナー団体

【パートナー団体 】

NPO法人まちのおやこテーブル    

【事業内容】

まちのおやこテーブルは、子どもや子育てにポジティブな社会の実現に向けて、子どもと周りの大人を笑顔にすることをミッションに活動しています。6歳までに脳の約9割が形成され、その後の成長や健康、教育、幸福に影響すると言われているように、幼少期ほど大切なときはありません。しかし、子育てはとかく大変・辛い・肩身が狭いネガティブなことに捉えられがちです。私たちは、すべての子どもに自立の種があるという子ども観を持っています。子ども達が家庭や地域で幼少期からたくさんの出会いと子どもなりの出番があり、お世話される人からともに社会を作る仲間という関係性を通して学び、成長する暮らしを作る活動をしています。

1.子どもも大人も出会いと出番がある場づくり

2.子どもの自立の種が芽吹く環境づくりと親の関わり方の学びの提供

3.オンラインショップ運営

4.子どもと共生するまちづくり

期間

【スケジュール】

期間:   2021年11月~2021年2月

2021年11月2日(火)  :CommonRoom 82

2021年11月13日(土) :Kick Off

2021年12月23日(木) :中間報告会

2021年2月9日(水) :最終報告会

1.プロジェクトの進捗(キックオフ~現在)

【プロジェクトの進捗状況】

本プロジェクトは、大学生から60代までの様々なライフステージのメンバーが集い、プロジェクトチームが発足しました!こどもへの関わり方も多様な状況です。

住む場所やライフスタイルも違うメンバーがオンラインを活用してプロジェクトを進めています。対面でのミーティングとは違い、考えていることのすり合わせが難しい状況もある中で、それぞれのメンバーが持ち味を活かし、チームビルディングも意識しながら、議論を前に進めています。

プロジェクトで何を目指すのかについてチームとして考えをまとめるために、メンバー同士が自主的に1on1でのミーティングに取り組むなど、互いを尊重しつつ、価値観の違いを楽しみながら、積極的に対話を重ねています。

3ヶ月という限られた期間ですが、このチームがまちのおやこテーブルとのプロジェクトを通じて、どんな未来を創っていくのかがとても楽しみです!!!

 

 

【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】

メンバーが「まちのおやづくり」に向けて、積極的に自己開示しながらプロジェクトを進めています。「まちのおや」を考えるためには、各メンバーの子供の頃の記憶や親としての価値観の共有が欠かせません。普段なら恥ずかしく感じるかもしれない昔の思い出や個人的な考え方を、互いを尊重しながら質問し深掘りしていく様子は、とても出会ったばかりとは思えません。それくらいよいチームが出来上がってきています。各自でペアを作り、1on1ミーティングを進めるなどの工夫も実施し、「自分達が考えるまちのおやとは?」を様々な角度から模索し続けています!

また、二枚目の名刺のVALUESにある「制約は工夫で乗り越える」をそれぞれが意識して、オンラインツールも駆使しながら、プロジェクトをスムーズに進めています。議事録や日程調整、ファシリテート、交流会の役割を上手く分担して、それぞれが強みを持ち寄って、互いを支え合っています。

このプロジェクトが最高の3ヶ月間だったと思ってもらえるよう、プロジェクトデザイナーとしても全力で伴走していきます! 

 

 

2.プロジェクトの進捗(中間報告会後)

【プロジェクトの進捗状況】

中間報告後からは、「まちのおやづくり」に向けた具体的な「場」の提案に向けての議論を重ねています。各メンバーがそれぞれの経験の中で培ってきた強みや経験を最大限発揮して議論を進めています。お互いが違うライフステージにいるため、時には全く異なる意見が出されて、最終的にどの意見を採用していくか、戸惑う場面もありました。しかし、そんな時もこのチームには、お互いの意見にしっかり耳を傾けて、諦めることなく同じ方向を目指して歩んでいく姿勢がありました。この粘り強さは、お互いを尊重し合っている気持ちがベースにあるからだと感じました。

最終報告会に向けて、気持ちをひとつにしたこのチームが、どのように提案をまとめるのか。ますます洗練されていく様子をとても興味深く見守っています。

 

【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】

中間報告会で他団体のプロジェクト運営を垣間見ることができたことで、今後やるべきことだけでなく、自分たちのチームの強みにも気づくことができたような気がしています。

当初から続けていたメンバー同士の1on1をさらに活用し、お互いへの理解を深め合いながらディスカッションを進めています。この取り組みは、チームメンバーの相互の結びつきを強くし、発言のしやすさや、前向きな気持ちでプロジェクトに臨むようになるなどの、心理的に安全な場を形成することに繋がっているように思います。

また、最終報告会まで残り時間が少なくなる中でも、妥協することなく各自が意見を出し合い、それをすり合わせる作業にじっくり取り組めています。この粘り強さにより、より深みのある提案に繋がってきていることも実感しています。

多忙な中でも、みなさん欠かさずプロジェクトに参加し、しっかりまちのおやこテーブルの実現したい未来に向き合っています。最終報告会に向けて、どんどんワクワクが高まっているように思うので、良い提案を形にできるように残りの期間も、最後まで走り抜けます!!!

3.プロジェクトの進捗(最終報告)

【プロジェクトの進捗状況】

最終報告会に先駆けて、これまでプロジェクトで考えてきたコンセプトや場づくりの実現可能性を確かめるために、区民センターを借りて、実際にイベントを開催した場合のシミュレーションを行いました。

リアルで集まって、空間の設計や参加者同士の距離感、大人と子供たちが場の中でスムーズに共存できるか試行錯誤したことで、場づくりのイメージがより明確化しました。

また、東京在住以外のメンバーもいたため、オンラインも併用した上で、どのようにコミュニケーションが取れるかを確認できたことも、今後の活動の可能性を拡げることに繋がったと思います。

なによりもこの日、リアルでプロジェクトメンバーと対面するのは初めてでしたが、これまでのミーティングの積み重ねもあり、あっという間にいつもの雰囲気で、和気あいあいと打ち合わせをすることができました。

 

そして、このシミュレーション結果を、最終報告としてまとめて、今後の展開も含めて発表しました。最終報告会後は、各メンバーが「提案だけで終わらせず、形になるところまでは関わりたい」という想いを表明し、新たにキックオフするためにSlackを立ち上げるなどして、引き続き試行錯誤を続けています。

 

【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】

幅広い世代が集まり、異なるライフステージの6人が集まったプロジェクトでしたが、この3ヶ月間、誰一人取り残すことなく、団体とチームが一丸となって駆け抜けました。

もちろん、仕事の繁忙や思わぬプライベートの予定が入り込むこともあり、そういうものを調整しながらプロジェクトを続けることは、負担がかかるタイミングもあったと思います。

しかし、毎週のミーティングやチームメンバー同士の1on1を通じて、互いが互いをリスペクトし、些細なことでもフォローし合うチームワークが自然と構築されていきました。

バックグラウンドの異なるメンバー同士がどのように「仲間」となっていくか、そのお手本を見せてもらったように気がしています。個性はバラバラでしたが、こんな気持ちを一つにした温かいチームはなかなかないと思います。

 

この出会いは、今回のプロジェクトで終わることなく、引き続き続いていきそうです。

このメンバーの絆が、社会にどんな変化をもたらすのか引き続き楽しみです!!!

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