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任意団体 就労支援ネットワークONE「自分らしさで輝く社会へ」のためのプロジェクト

プロジェクトの概要

難病患者は行政支援の狭間にあり、障がい者手帳を持っている方もいる一方で、障がい者手帳発行の対象外となっている方が多くいます。難病患者が就労する際、障がい者手帳を持っている方は”障がい者枠”での雇用という就労支援の制度が整えられているが、、障がい者手帳発行の対象外となっている方は、難病を公にしないで一般雇用の形で就労したり、就労を諦めている人も多くいます。また、一般雇用で就労している人の中でも、治療と就労の両立に対する企業の理解が得られないために、離職せざるを得ない方も多くいます。就労支援ネットワークONEは、このような行政支援の狭間にある難病患者が多くいることを世の中に広く知ってもらうと同時に、”就労”に焦点を当てて、これまで支援のしくみが整えられていなかった「難病患者が就労する」ことが普通に行われる社会になることを目指し活動をしています。今回のサポートプロジェクトでは、団体さんの想いに共感した社会人と就労支援ネットワークONEのメンバーがワンチームとなり、団体さんの想いをより一歩実現に近づけるためのプロジェクトに取り組みます。

パートナー団体

【パートナー団体 】

任意団体 就労支援ネットワークONE

 

【事業内容】

難病患者・難治性な疾患患者・長期慢性疾患患者など、治療をしながら生きる人( ONE)の今と未来をともに考え、治療と仕事の両立を考える人を置き去りにしない多様な働き方の実現を目指して活動している団体です。2019年に設立され、以下の他にもさまざまな活動を行っています。

1.企画就労の個別相談

2.ONE×官民連携による協働

3.執筆・メディア発信

4.他団体とのコラボによるイベント開催

5.当事者とさまざまなコミュニティでの交流の場の開催

 

期間

期間:  2021年9月22日~ 2021年12月22日

2021年9月15日(水) :CommonRoom 80

2021年9月22日(水):Kick Off

2021年11月6日(土):中間報告会

2021年12月22日(水):最終報告会

1.プロジェクトの進捗(キックオフ~現在)

【プロジェクトの進捗状況】

これまでKickoffを含めて2回のミーティングを行いました。この2回のミーティングでは、メンバーがお互い初対面であるため、自己紹介を行ったり、性格診断ツールの使用を通して自分の強みだけでなく弱みも共有することで、”お互いが助け合う”というチーミングに重点をおきました。また、slack上でメンバーの自己紹介欄を設けたり、ミーティング後に短時間ではありますが”ぷち懇親会”を行い、プロジェクト以外の話をする機会も設けました。そのことで、少しずつですが相互の距離感が縮まってきたと感じています。

さらには、プロジェクトを円滑の進めるために、メンバー全員で共有できる”気づき共有シート”も設けました。このシートに、毎回のミーティング後に疑問が残ったこと、メンバーへの提案、プロジェクトの進め方に対する要望などを自由に記入してもらうことで、このシートが毎回のミーティングをより深い内容となる手段として機能することを期待しています!!

 

【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】

ONEさんが目指す「難病患者など治療をしながら生きる人の今と未来をともに考え、
治療と仕事の両立を考える人を置き去りにしない多様な働き方の実現」のための活動の現状や、
ONEさん取り組みの今後のスケジュール感について、社会人メンバーと団体メンバーとの間で質疑応答しながら、
社会人メンバーがONEさんの活動をより深く知ることで、各社会人メンバーそれぞれがそれを自分事化していっているところです。

 


また、始めは手探り状態だった社会人メンバーも、ONEさんの活動を少しずつ深く知っていくことでONEさんのValueが
見えてきつつあります。

さらには、各社会人メンバーがONEさんの活動を自分事化し、かつONEさんのValueを見つけながら、
「自分できることは何か」を考えることも始まろうとしています。活動の糸口を見つけつつあるこれらメンバーが
ひとつのチームとしてまとまり、これからどのような具体的な取り組みが生まれてくるのか、
今からワクワクしています!! (あきさん)

 


2.プロジェクトの進捗(中間報告会後)

【プロジェクトの進捗状況】

これまで、9回のミーティングを行いました。団体さんの活動対象である”難病と就労”については、活動のValueが見えつつも、団体さんの活動内容が多岐にわたっていたため、団体さんの活動をカスタマージャーニーマップ、ステイクホルダーマッピングなど手法を用いて整理したり、さらには団体さんの外部発信媒体であるHP、Twitter、Facebook、YouTube動画なども見直ししながら、団体さんの活動をより深く知り、そこから”課題”と”ゴール”を設定するのに多くの時間を費やしました。しかし、”課題”と”ゴール”が見え始めてからは、”課題”と”ゴール”を結ぶ”手段”の洗い出しと今回の取り組み内容の選択も早々に決まり、”手段”ごとに分科会を設けて、各分科会のリーダーのもとで、各分科会で具体的な取り組みに着手したところです。

社会人メンバーの、”多岐の活動を行うことによる団体さん負担を少しでも減らしながら、団体さんのバリューを最大限引き出そう”という共通の想いが大きな求心力となり、プロジェクトが進行するとともに団体さんメンバーも含めたメンバー全員の一体感も一気に深まりました。各分科会の活動から、これからどのような驚きの成果が飛び出してくるか、とても楽しみです!!

 

 

【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】

団体さんの”難病と就労”についての活動は、団体さんの想い故にとても多岐にわたっていたため、これまで団体さんの活動対象になじみが薄かった社会人メンバーにとっては、団体さんの活動を深く知ることは正直大変でした。しかし、社会人メンバーの”団体さんの活動を何とか理解しよう”というひたむきな姿勢が、自然とそれを見事に自分事化し、さらには「自分できることは何か」だけでなく「他のメンバーにお願いすることは何か」まで考えるようになりました。分科会に分かれての具体的な活動も始まり、各分科会の中でも、「自分できることは何か」、「他のメンバーにお願いすることは何か」ということを考える必要が生じると思います。”多岐の活動を行う団体さん負担を少しでも減らすために!団体さんのバリューを最大限引き出すために!」という求心力で、各メンバーがそれぞれの持ち味を最大限に活かしながら、ワーンチームとなって活動が進んでいくことを期待しています!!(あきさん)

3.プロジェクトの進捗(最終報告)

プロジェクト全体で、合計13回のミーティングを行いました。中間報告会前に取り組みに着手した各分科会の数は7つにも及びました。

各分科会は、それぞれのリーダーのもとで、社会人メンバーと団体さんとのキャッチボールを密に行いながら自主的にに進んでいきました。週に1回のミーティング(全体)に加えて、各分科会でミーティングを行うこともありました。各分科会での活動の着地点は、どれも”サポートプロジェクト終了までに、多岐の活動を行っている団体さんの負担を減せる道すじを着ける”ことに焦点が置かれました。そのためのプロトタイプ案の作成と修正が、団体さんとのキャッチボールの中で何度も行われました。さらには、団体さんの活動が日々少しずつ変化していく中で、団体さんが社会人メンバーにその情報を共有することで、分科会の中に新たな取り組みが生まれることもありました。各分科会の取り組みがピークを迎えた時にも、”妥協”と言う文字は一切ありませんでした。

最終報告会の発表では、社会人と団体さんを含むすべてのメンバーから”3ケ月間走り終えた”という充実感が伝わってきました!!すべてのメンバーの皆さま、本当にお疲れ様でした!!

 

なお、各分科会に分かれての具体的な活動では、「自分にできることは何か」、「他のメンバーにお願いすることは何か」という軸に、「自分がやりたいことは何か」という軸も加わっていきました。しかし、”多岐の活動を行う団体さん負担を少しでも減らすために!団体さんのバリューを最大限引き出すために!”という求心力のもとでは、いくつもの軸が加わっても活動の内容がブレることはありませんでした。これらの活動の中で、社会人と団体さんを含むすべてのメンバーによる”ワンチーム”は自然と形成されていました。”ワンチーム”という一体感溢れた活動を見事に体現してくれたすべてのメンバーの皆さまに感謝します!!

 

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