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「自分でつくった壁を乗り越える」 ためのきっかけづくり

プロジェクトの概要

To smileは、レックリングハウゼン病1型の方々が「夢や思いを実現し誇りを持って生きていける社会」
生きやすい世の中にすることを目指しています。

そのため、当事者(患者と家族)が自分で造っている「壁」を乗り越えられるように、自分たちが自ら一歩踏み出すきっかけを作り、
現在参加していない当事者にTo smile を知ってもらう。そしてTo smile に参加して、仲間がいることや自発的に動こうとしている人を
認知し、自ら一歩を踏み出すことの手助けをする。

パートナー団体

【パートナー団体 】
任意団体To smile(レックリングハウゼン病1型の患者家族会)

 

【事業内容】

(1) 学会との協力事業

(2) 医療セミナー

(3) 交流会

(4) サマーキャンプの運営補助

期間

期間:   2021年 8月~2021年 11月

2021年 7月 30日(金)  :CommonRoom 79

2021年 8月 6日(金) :Kick Off

2021年 9月 17日(金) :中間報告会

2021年 11月 5日(金) :最終報告会

1.プロジェクトの進捗(キックオフ~現在)

【プロジェクトの進捗状況】

Kick Offは、Common Room 79から一週間ほど後の土曜日の夜に開催。

大学3年生と社会人(30代~40代)の4人、そのうち1人はシンガポールから参加と多様なメンバーとなりました。

参加メンバーと団体からの参加者2名の自己紹介にたっぷり時間を使い、お互いを知ることに重点をおきました。そのお陰もあり、まるで旧知のメンバーかのように話もはずみ次回以降のミーティング日程や進め方を決めて終了しました。

キックオフを含めて8月中の4回の打合せで、このプロジェクトで何をやるのかの大枠が決まり、次回から具体的な内容の詰めを開始する予定です。

団体内部メンバーの活性化と団体外の対象者へのアピールの両面作戦がどこまでうまく軌道に乗るか期待が膨らむところですが、立ちはだかる壁にチームワークでどう立ち向かうかも楽しみなところです。

【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】

 

キックオフでの和気あいあいも、実際の内容検討に入ると、団体とメンバーやメンバー間での遠慮が見られましたが、検討が具体的な話になるにつれそれもなくなってきました。

その中で最も大きな変化は、To smile 代表の方の「外部の方々」がこんなにも真剣に団体のことを考えてくれるとこを実感し、それをメンバーに披露してくれたことでした。

その言葉を聞きメンバーもなお一層、このプロジェクトを成功させたいとの思いを募らせました。

 

 

 

2.プロジェクトの進捗(中間報告会後)

【プロジェクトの進捗状況】

前回報告から3回の打合せで、今回のプロジェクトで団体メンバーの最初の一歩ともなるインタビュー動画や専門医から医療情報を発信するシリーズ動画をYouTubeで発信していくことに決定。中間報告で、その旨を宣言しました。

具体的なインタビュースケジュールや実際の録画の段取りの調整を開始しました。

少なくともメンバーインタビュー動画1本と専門医の動画1本を10月中に公開する予定で動いています。

これに伴い、団体から新たに1名が参加することとなりました。

これらの作業と並行して、プロジェクト終了後も団体のメンバーだけでこの活動が継続できるように
手順書の取りまとめも今後進めていきます。

 

 

【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】

中間報告を目指して活動内容の詰めと発表準備をみなさんが協力して進めていきました。

それぞれの得意分野で知恵を出し合い、チームプレイが出来てきてスムースに回るようになってきました。

また、4人が2チームに分かれて個別の活動も開始されています。

中間報告後、残念ながらメンバー1名が体調不良に伴い離脱することとなりましたが、
残ったメンバーでその穴を埋めるべく、一層のまとまりが出てきているように思えます。

 


3.プロジェクトの進捗(最終報告)

【プロジェクトの進捗状況】

10月29日に、YouTubeの『レックリングハウゼン病 情報チャンネル』に「団体メンバーの最初の一歩となるインタビュー動画」と「専門医から医療情報を発信するシリーズ動画」を公開出来ました。

 

公開3日後の11/1には、団体メンバーの動画は再生回数500回を超える反響がありました。

 

 

また、動画公開後にアンケートを取り、9月初旬に実施したアンケートと比較し
「To smileに対する満足度、期待値」が向上していることが確認できました。

 

 

【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】

中間報告をまとめた時点で既に、団体メンバーを含めて一致団結し協力して進めていました。

10月末のYouTubeへの公開のタイミングを、団体メンバー・チームメンバーのみんなで一緒に迎えた時の感情の高ぶりは心地よかったようです。

 

社会人は、会社内でのやり方以外のやり方もあることが認識でき、社会課題の見方の多様性に気づかれたようですし、大学生メンバーにとっては、プレゼンの難しさ、社会課題への向き合い方そして社会貢献することの意義など学ぶことが多かったようです。

 

一番大きな変化は、To smile メンバーを含めたYouTube をご覧になった方々です。

YouTube のコメントから次のような反響をいただいたことで、今回のプロジェクトの本来の目的である「夢や思いを実現し誇りを持って生きていける社会」の実現に向けた活動の一歩が踏み出せたことが確認できました。

団体も今回開設したYouTubeチャンネル運営の継続性のために体制つくりに着手しました。

構想中の動画の公開が待ち遠しいですね。

今後は、はじめの一歩を踏み出すTo smile メンバーのさらなる増加と、レックリングハウゼン病の認知向上を期待して行きたいです。

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