「親に頼ることができない子ども応援する」 RACさんのミッションに共感したメンバーが、里親をもっと身近に感じてもらえるような施策の立案・実行に取り組んでいます。
This is RAC! (RACらしさ)を大切にしながら、メンバーが熱い議論を交わしています。
パートナー団体 | 【パートナー団体 】
【事業内容】 ① 「近所deすごし隊」:親子がお互いに少し距離を取りたい時に、子どもが自宅の近所の協力家庭で過ごすことができる事業 ② 「里親ひろめ隊」:親子が家族として一緒に暮らせなくなった時に、子どもと一緒に生活をしてくれる里親さんと、その理解者を増やす事業 |
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期間 | 期間: 2021年6月~2021年9月 2021年 6月 4日(金) :CommonRoom 78 2021年 6月 11日(金) :Kick Off 2021年 7月 30日(金) :中間報告会 2021年 9月 24日(金) :最終報告会 |
メンバー同士が積極的につながるチームが誕生しました!
RACさんのプロジェクトチームは11人の大所帯。しかもオンラインのキックオフミーティング。通常であれば、初日は様子見で終わると思います。 しかし、このメンバーは違いました。それぞれが積極的に発言するし、相手に対して壁をつくりません。
なぜサポートプロジェクトに参加したのか。なぜRACさんのプロジェクトに手上げしたのか。それぞれの想いが素直に共有されていきます。 さらにSlackではそれぞれの自己紹介に対して、たくさんコメントが並びます。 人のキラリと光るところを見つけて、それを言葉で表現することがすばらしいです。
このチームに起こるこれからの化学変化が楽しみで仕方ありません。
「メンバー同士の積極的なつながり」が、今後大きな変化を生み出しはじめています!
「2枚目の名刺を持って活動する」といっても、どのように活動するか、最初はわからず戸惑うのが普通です。
ただ、このチームには本業以外で別に活動した経験者がいます。
その経験者たちの初めの一歩、その動きだしが初「2枚目」メンバーが初めの第一歩を
踏み出しやすくしているようです。
例えば、会議のファシリテーション。初回はデザイナーが担当しましたが、2回目はいきなり社会人メンバーが担当してくれました。
しかも質が高い!!! それをきっかけとして、3回目以降も当然のように社会人メンバーが担当してくれます。
また、Slackでのコミュニケーションも密度が高いです。会議以外の時間でどのようにメンバー間でコミュニケーションするか、お手本の山です。私もこのチームで最初の2枚目を経験したかった(笑
プロジェクト立ち上げ期にもかかわらず、メンバー間で学びあいがあり、大きな変化の芽吹きが見られます。
中盤以降の大きな変化に期待大です。
【プロジェクトの進捗状況】
10人の社会人メンバーの想いが、3つのサブプロジェクトのカタチになりました。
メンバーそれぞれの想いが共有されながら、RACチームには強いつながりが生まれました。
メンバーの想いが昇華されたプロジェクトのミッションは
●家族の新しいカタチをアップデートする
●里親を身近に、”ライト”なイメージに
このミッションの元に、取り組みたい課題をメンバーがチームに提案し、他のメンバーがさらにいいアイデアを載せる形で、
合計3つのサブプロジェクトが形成されました。
●オンライン参加や地域跨いでの参加が可能なイベント情報(里親説明会など)を収集、Webで発信することで、
里親に興味を持った人が第一歩を踏み出すきっかけを作るWebページ作成プロジェクト。
●子どもを取り巻く社会課題、里親制度について知らない・ネガティブなイメージをもつ人たち向けに、
知ってもらう・ポジティブなイメージへ変換してもらうための研修やワークショップを実施する里親キャラバンプロジェクト
●里親制度の(ショートステイ含めて)利用は心理的ハードルが高いが、里親制度も一つの選択肢としてあらゆる
相談毎ができる場所を作りたい。里親制度を利用する前の段階の親子を救いたい。そのための子育て支援プロジェクト
Web ページ作成プロジェクトは、早くも株式会社ウェブシャークさんの新プロジェクト
「TANZAQ」に選定される成果を生み出しています。https://tanzaq.jp/project/107/
【2枚目の名刺が生み出し始めている「変化」とこれから】
RACさんの課題に共感するプロセスを経たあと、「自分は何をしたい?」と問われて、「自分はこれをやりたい」と考えをまとめるのは、なかなかできることではありません。
しかし、このメンバーはそれぞれ自身の考えをしっかり持って、取り組み課題について活発に議論が交わされます。
RACさんの課題が、メンバーの中で徐々に「ジブンゴト」に変化している証だと思います。
サブチームが形成されたので、これからますます活動にスピード感がでてくるかと思います。
株式会社ウェブシャークに続いて、自治体は企業へのアプローチも始まります。
残り2か月弱、このチームが生み出す大きな変化に、期待感が高まります!
9/24日の最終報告会、
「3か月という限られた時間で、ここまでの質と量の成果が出るのか!」
と驚かされました。
①株式会社ウェブシャークさんの新プロジェクト「TANZAQ」からのサポートを受けた
Webページ作成プロジェクトは、見事Web「さとナビ」を立ち上げることができました! (https://sato-navi.com)
それに加えて、Twitter, Instagram, noteを駆使し、RACとさとナビの認知向上に取り組まれています。
②里親キャラバンプロジェクトはフットワーク軽く、4社の企業に提案を持ち込みました。
残念ながら企業での研修にはつながらなかったですが、
その活動の中で「RACの特徴を端的に伝えるメッセージが必要」との課題を発見することができました。
その結果「子どものショートステイ」という、強いメッセージを生み出すことができました。
③子育て支援プロジェクトは50件を超えるアンケート結果をもとに、
「ショートステイ里親制度へのネガティブなイメージを払拭する必要がある」ことを明らかにしました。
それをもとに、スマホステッカーで、イメージチェンジに取り組んでいます。
また、全国のユニークな子育て支援サービスをピックアップして見える化にも取り組みました。
これは、さとナビに掲載される予定です。
RAC代表の彩さんからは、
「今年RACとして取り組みたかったことのほとんどが、この3か月でカバーされた!」
との声をいただいています。
そして、デザイナーとして何よりもうれしいのは、チームメンバーから「このRACチームは最高!」
という言葉をいただいていることです。 いいチームが形成され、そして素晴らしい成果を生み出す。
このプロジェクトチームに伴走できた3カ月は、本当に楽しかったです。