パートナー団体 | |
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期間 | 2020年1月〜2020年3月 |
メンバー | SCSK株式会社40代2名、50代1名 |
ゴール:エンリッチのLINEサービスの広報戦略の強化
▼実施すること
・LINEアンケート調査、設計
・Google adgrants調査
・孤独死チェックシート作成
・ポジティブ広告検討
現代の高齢社会において両親の高齢化や家族を持たない単身の熟年者は年々増加している。自覚症状のないまま成人病に起因する病で突然倒れそのまま何日も発見されない事や孤独死してしまうケースも急増している。
高齢者を対象とした見守りサービスは数多く存在しているが、まだまだ働き盛りの社会人に対しての「もしも」を見守るものは未だ多くはない。 今後顕在化する社会課題に向かって、誰もが使用しているITツールを使い高齢者・単身者を見守るという仕組みづくりを行なっている。
今回の取り組みは二枚目の名刺「サポートプロジェクト」とスポンサー企業である SCSK株式会社の「ちょこサポ」とのコラボレーションプロジェクトです。
SCSK株式会社は、コンサルティング、システム開発、ITインフラ構築、ITマネジメント、BPO(Business Process Outsourcing)だけでなく、ITハード・ソフト販売まで。ビジネスに求められる、全てのITサービスでビジネスの新価値創造とグローバル展開をサポートしています。
人材の多様化や人の能力を引き出す環境作りとして「人を活かす」取り組みを進める企業として常にランキング上位に入るSCSK株式会社の中でもCSR部門が主体となり進めている「ちょこサポ」「ちょこサポ+」は、社会起業家やNPOをサポートするプロボノ活動(職務上のスキルや専門的知識・経験を活かしたボランティア活動)を促進する取り組みです。
社会課題に取り組む方々の側面サポートという社会的意義のみならず、社員の成長の場としても効果を発揮しています。
現役世代の孤独死についてサポートするNPO法人エンリッチ。いよいよSCSK株式会社ちょこサポのプロジェクトが開始しました。
プロジェクトで大事にしたい想いの確認とそれぞれの自己紹介を終えて議論の本題に入っていきました。
エンリッチが考えている孤独死にまつわる社会の現状における課題感という視線の高い部分から、実際のLINEサービスでのユーザー視点の課題感が欲しいことやどのような使用フローで進んでいくのかの確認など具体な部分まで意見や質問のやりとりが進みました。
次回からいよいよスコープを決めて実際に取り組んでいくことを照らし合わせていきます。
3か月のプロジェクトでITに特化した支援として複数のアウトプットを構想しスタートしたちょこサポチーム。
チームの特徴として、IT企業メンバーがそろっただけにプロジェクトの進め方にも特徴が…!
・それぞれのプロトタイプを早くつくって見せて改善して進める
・一度トライして「アウトプットイメージがみえない」と判断したあとはピボットしてネクストゴールを見つけて進める
このような短期間でアウトプットを出していくプロジェクトに最短の道で走ろうとするチームが出したアウトプットは以下5点に。
・今回のプロジェクトをきっかけにGoogle for Nonprofitsの申請登録をエンリッチ・紺野さんが進め、Ad Grantsの広告展開スタート!
・G Suite for Nonprofitsをスタートし、今回のちょこサポメンバーとアウトプットを共有する場所として活用
・サービスの主体であるLINEを使うトライをしたができないことが判明…!
・Google Formを使用し6パターン作成
・さらにアンケート作成時のマニュアルを作成し、次誰がつくるとしてもわかるような可視化
”孤独死”というテーマが重いため広告をうつとしても打ち方が難しい。
広告掲載できるキャッチコピーを検討….
↓
webサイトの掲載紹介文の見直しへ。どんな人が繋がるかペルソナを見えるように。
自分にも当事者意識を持ってもらう…そのために指標となるような簡易に診断できるツールがあれば…というところから孤独死リスクチェックシートをプランし作成へ。
独自指標:孤独死リスク = 引きこもり度 × セルフネグレクト度 × 不健康度
Google App scriptを使用して、設問や結果の表示をメンテナンスしやすいように設計。
現在絶賛作成続行中!!!
蓄積されたデータをグラフで表示できるように設定。スプレッドシートをもとにグラフや表を作成するGoogleAppSprictを利用。webサイトに掲載して活用へ。
最終報告会でもちょこサポチームではできたこと、わかったことに成果をだすためにこだわったTIPSがたくさん共有できました。
3か月ともにプロジェクトを走ってくれたNPO法人エンリッチ紺野さん、SCSK株式会社猪俣さん、加瀬さん、村井さんありがとうございました!!