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一般社団法人読み書き配慮「読み書き配慮が持つ課題と情報を発信するIT支援」プロジェクト

プロジェクトの概要

パートナー団体

パートナー団体:一般社団法人読み書き配慮

https://yomikaki.or.jp/

期間

2019年6月〜2019年9月

メンバー

SCSK株式会社社員3名

私たちが取り組むこと

ゴール:入会・寄付増加を目指した広報戦略の強化
▼実施すること
・webサイトの再構築
・webサイト、SNS(Facebook、LINE)、メルマガ、機関誌等の連携など効率的な情報発信設計
・セミナー講演ツールの効率化(IT化)

パートナー団体について

読むこと、書くこと、計算すること等、知的遅れは無くても、学習に困難を示す子どもたちがいます。
学習障害があっても適切な配慮が速やかに行われ、読み書きのやり方は違っても、一人ひとりの子どもたちが、学びの現場で確実に生きる力を育んで、社会に飛び立っていける社会をつくりたい、そんな思いを持って、学習障害の実態や、配慮の実際について、広く社会全体で共有できる仕組みを作り、一つの解決ストーリーに他が学んで新たな解決ストーリーを増やしていく循環をつくるために活動しています。

SCSK株式会社と取り組み活動「ちょこサポ」について

今回の取り組みは二枚目の名刺「サポートプロジェクト」とスポンサー企業である SCSK株式会社の「ちょこサポ」とのコラボレーションプロジェクトです。
SCSK株式会社は、コンサルティング、システム開発、ITインフラ構築、ITマネジメント、BPO(Business Process Outsourcing)だけでなく、ITハード・ソフト販売まで。ビジネスに求められる、全てのITサービスでビジネスの新価値創造とグローバル展開をサポートしています。
人材の多様化や人の能力を引き出す環境作りとして「人を活かす」取り組みを進める企業として常にランキング上位に入るSCSK株式会社の中でもCSR部門が主体となり進めている「ちょこサポ」「ちょこサポ+」は、社会起業家やNPOをサポートするプロボノ活動(職務上のスキルや専門的知識・経験を活かしたボランティア活動)を促進する取り組みです。
社会課題に取り組む方々の側面サポートという社会的意義のみならず、社員の成長の場としても効果を発揮しています。

プロジェクトのキックオフ!

SCSKの社員メンバーが3人決定しいよいよキックオフとしてプロジェクトがスタートしました。
自己紹介でそれぞれ現在どのような活動をしているか、どんなことを考えて今回参加をしようとしたか、パーソナリティーが見える質問もあり、3ヶ月走るメンバーの対話がありました。

この後どのようにプロジェクトを進めていくか、具体的なゴールとスコープとを見据えた問いと返答が繰り返されていきました。
3ヶ月だからこそできる課題解決に向けて走り出しました!

今日まで何をしてきたか、明日から何をするかの整理

2019年7月25日はプロジェクトの中間報告会がありました。
中間報告はそれぞれのチームにおける進捗を発表しあいます。読み書き配慮からはSCSKの青島さん・田村さんが担当されました。

マネタイズができるITでの仕組みづくりという課題に向かって今どこまで走っているのかを共有いただきました。
途中、SNSを使ったIT支援の具体な工夫施策は会場内のどよめきが走り、SCSKの社員のみなさんのスキルとその提案と組み込み方がよく見えた瞬間でした。

 

その後、KPTワークショップにより、残り1ヶ月半の最終報告会に向けて何をどんな風に進めていく必要があるかを整理していきました。

課題とトライの話が止まらない状況にもなりましたが、チームの中で重要かつ緊急なこととして何に取り組むかを見据えて行きました。

報告会が終わった後も読み書き配慮チームは引き続き話し合いが続くほど白熱していました。この後も加速していくために何をやるか、それが見えた機会でもあるかと思います。

現場に行って手足を動かす経験、直接のありがとうを言われる経験

2019年9月19日、最終報告会がありました。 SCSKの青島さん、加賀美さんが発表を担当されました。

中間報告会で発表したSNSを使った広報発信の状況に変化が出てきたという結果をいち早く報告してくれました。

団体内では現在代表の菊池さんに講演や登壇の依頼が増えているという事実を見て、このマネタイズを拡大していくためにwebサイト内での情報設計を考えていき、実装していくためのテストサイトを青島さんが見せてくれました。 ユーザーがどのように見て申し込みを行うか、どこにナビゲーションがあるとわかりやすいかディスカッションと構築が行われたこの1ヶ月半の様子です。

 

さらに団体が呼ばれたイベントに向けてチラシを作り、それをイベントにて加賀美さんも参加し、その場で来場者に手配りをするというアクションを取ったということも報告いただきました。

教育に関するイベントへの参加と実際の当事者に当たる人たちとの接点を体感した加賀美さんからは「本当に貴重な機会だった」と振り返ってもらいました。

読み書き配慮が見据える社会課題に初めて触れた。触れたからこそ見えた外からの視点と変えられるために行動すること。 青島さん、加賀美さん、田村さんはすでに読み書き配慮のチームの1員となっているような一体感となって最後の振り返りを行なっていました。

プロジェクトメンバーみなさん、一般社団法人読み書き配慮チームの皆さん、3ヶ月ともに走ってくださりありがとうございました!

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