パートナー団体 | 特定非営利活動法人 日本障害者スキー連盟 |
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期間 | 2018年11月〜2019年2月 |
メンバー | メンバー5名+団体3名 計8名 デザイナー 1名 |
特定非営利活動法人 日本障害者スキー連盟は、2001年に日本身体障害者スキー協会、日本チェアスキー協会、日本障害者クロスカントリースキー協会の3団体を正会員として設立された組織です。
競技としては、アルペンスキー・ノルディックスキー・スノーボードを行い、
活動内容としては、
・国内及び国際競技会の開催
・世界に通用する競技選手の育成
・障がい者スキーの普及とスキーを通した障がい者の社会参加の促進
・障がい者スキーに関する国内外の情報の収集及び提供
・国内外のスキー団体との連携の強化及び友好的交流の促進
など、スノーボードを含めた障がい者のスノースポーツを統括し、日本を代表する唯一の団体として普及、振興及び競技力の向上を図り、以って障がい者の社会参加を促進し、活力ある共生社会の創造及び世界平和の発展に寄与することを目的として活動しています。
特定非営利活動法人 日本障害者スキー連盟(以降、パラスキー連盟)の活動に興味・共感を持って集まったメンバー内で、プロジェクトに対する期待や想いを共有しました。
パラスキー連盟さんから掲げられた一つの目標としての2019年3月12日~3月17日にかけて行われる「2019ワールドパラノルディックスキーワールドカップ札幌大会」を通じて、パラスキーの認知を高めるための施策をどのように行うかを取組みのひとつのゴールと見定め、キックオフしました。
初めて、パラスポーツ・パラスキーという競技を取り巻く環境について深めるにつれて、現在のパラスポーツをとりまく環境や、様々な追い風・制限を知ることが重要だということが分かり、理解をするための時間をメンバーで取ることを決めました。
何はともあれ、先ずは情報収集から!プロジェクトがスタートしました。
「2019ワールドパラノルディックスキーワールドカップ札幌大会」だけではなく、「パラスキー連盟のために何が出来るか」に対して、議論をブラさずに中間報告を迎え、ミッションとして「3月ワールドカップに向けた連盟さんの課題を解決する!」を掲げ取り組みをしていくことに決めました。
パラスキーやパラスポーツを取り巻く環境を調べていくことで様々な関係者とのつながりが見えたり、パラスキー連盟のスポンサー企業・選手にインタビューを実施した結果から、ワールドカップを期に、今後パラスキーのファンになってもらえるような方々を増やすことにスコープを定め、協賛企業との関係性・ターゲット分析を通じたファンの獲得を目指して活動を加速していくことを宣言しました!
最終報告会では、実施・動き出した二つの事を報告しました。
1つ目は、2019年2月9日に、「札幌大会PRイベント in ららぽーと豊洲」と題したイベントを開催した際の報告です。パラスキーの認知度向上を目的として、誰に対して認知度を向上させるかをあまり考慮しすぎずに、少しでも多くの人に競技や大会について知ってもらうことを目指してイベントを実施しました。あいにくの東京で雪が降った日でしたが、パラスキー連盟として、対外的に主催で認知向上のためのイベントを行ったことがなく、リアルな反応が得られたということで満足度が高いイベントでした。またSNSの運用を通じて、様々な発見もあり、新しいハッシュタグ「#パラスキーダイスキー」の運用を実施することが出来たのも、大きな成果となりました。
2つ目は、外部の参加者=二枚目として、加わったメンバーだからこそできたことの取りまとめです。イベントを実施した際に団体との連携にした、SNSアカウント試行したことや、「2枚目の名刺」名義でのイベント実施、協賛社さんへの直撃質問など、第三者として関わることのメリットを実感したことから、第三者として意見提案ができる内容をまとめることを方針としていることを発表しました。
改めて、初めてパラスポーツのリアルな課題に立ち向かう中で、楽しさや、可能性、そして難しさを味わうことができるプロジェクトとなりました。
これからのパラスキー連盟さんの活動の加速の一助となることを期待しております!!