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一般社団法人ピアリング「蓄積情報分析・改善」プロジェクト

プロジェクトの概要

パートナー団体

一般社団法人ピアリング

期間

2018年6月〜9月

メンバー

デザイナー SCSK株式会社社員1名、メンバー SCSK株式会社3名

パートナー団体について

乳がん・子宮がん・卵巣がんなど、女性特有のがんに直面する方を支援する活動として、ピア・サポート(同じような課題に直面する人同士が互いに支え合う)コミュニティサイト「Peer Ring(ピアリング)」を運営しています。
同じような立場の仲間とつながり、普段はなかなか口にできない悩みや思いを情報交換し、交流することで、回復のプロセスや薬剤の副作用などについての理解を深める場となるとともに、感情的な結びつきによる応援や癒しの効果、サバイバーとしての自身の経験が他者の役に立つことで自尊心を回復させる効果などが期待されています。そんなピア・サポートの有用性についての発信および啓発イベントの実施やピア・サポート実践団体や患者会、医療等専門職との連携を行なっています。
その他には、女性がんサバイバー向けの勉強会・講習会、イベント等の開催や、地域のがんサロン等、がんサバイバー支援事業の運営受託やがん罹患者の生活課題についての調査・研究なども実施しています。

SCSK株式会社と取り組み活動「ちょこサポ」について

今回の取り組みは二枚目の名刺「サポートプロジェクト」とスポンサー企業である SCSK株式会社の「ちょこサポ」とのコラボレーションプロジェクトです。
SCSK株式会社は、コンサルティング、システム開発、ITインフラ構築、ITマネジメント、BPO(Business Process Outsourcing)だけでなく、ITハード・ソフト販売まで。ビジネスに求められる、全てのITサービスでビジネスの新価値創造とグローバル展開をサポートしています。
人材の多様化や人の能力を引き出す環境作りとして「人を活かす」取り組みを進める企業として常にランキング上位に入るSCSK株式会社の中でもCSR部門が主体となり進めている「ちょこサポ」「ちょこサポ+」は、社会起業家やNPOをサポートするプロボノ活動(職務上のスキルや専門的知識・経験を活かしたボランティア活動)を促進する取り組みです。
社会課題に取り組む方々の側面サポートという社会的意義のみならず、社員の成長の場としても効果を発揮しています。

今回のプロジェクトで取り組んだこと

ピアリングのコミュニティサイト「Peer Ring」には、会員からの多くの書き込みがデータとして蓄積されていて、その「声」の分析・活用を行い、独自の調査結果として今後の活動に活かすとともに医療関係者などへ情報提供できないか検討されていました。
また、団体情報を掲載する公式Webサイトの改善に手が回らず、情報発信を行うにあたっての課題のひとつとなっていました。
今回のプロジェクトでは、会員が書き込みデータについてデータマイニングツールを使って分析しどのような情報の蓄積があるのかをみていきました。
また、会員向けにテーマを設けたアンケート実施のご提案や、団体の紹介や説明が掲載されているWebサイトについてどんな情報がユーザーに伝えられると良いか、改善施策を検討し提案した支援を行いました。

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