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特定NPO法人ハンガー・フリー・ワールド「遺贈寄付ご紹介ツール作成」プロジェクト

プロジェクトの概要

パートナー団体

特定非営利活動法人ハンガー・フリー・ワールド(HFW)

期間

2018年11月〜2月

メンバー

デザイナー1名
メンバー6名(NST社員2名)

パートナー団体について

HFWは飢餓を根本的に解決するために、飢餓に直面する人々の「食料への権利」の実現をめざします。また同時に、飢餓に直面する人々に「食料への権利」を持っていることを伝え、その実現のために自ら立ち上がるよう支援しています。

ホームページはこちら⇒https://www.hungerfree.net/

Facebookはこちら⇒https://www.facebook.com/hungerfreeworld.japan

11月26日キックオフしました!

自己紹介の後、オンライン参加者も含めて積極的な議論に発展しました。

総武線を走る電車の音が不思議な情緒を感じさせるHFWオフィスにて、メンバー5名(1名欠席)でキックオフを行いました。当日はお仕事の都合上、出張先からオンラインで参加したメンバーもいました。

自己紹介の後、改めてHFWの概要を説明していただきましたが、その途中からたくさんの質問が飛び出し、そのまま議論へと発展していく活発ぶり。HFW担当者も「その視点はなかった」とメモを取りつつ、メンバーからの質問に答えながら、新たな発見を得ているようでした。

あっという間にキックオフは終了。この日に出た疑問点をメンバー自身でも調べてみようと、積極的に宿題と分担が決まりました。その姿に刺激を受け、HFW担当者からもたくさんの情報提供をいただきました。

HFWの本当の困りごとにアプローチできるプロジェクトにするために、スコープはじっくり時間をかけて第4回までに決定していく予定です。

1月11日、中間報告会を行いました!

「より自分たちらしいプロジェクトにするには?」について考えました。

プロジェクトは一見、順調に進んでいるように見えました。メンバーはHFWの担当者に積極的に質問をし、理解を深め、疑問点に関する他団体の調査を分担して宿題としました。できあがった資料は丁寧にまとめられており、それだけで価値がありそうなものとなりました。
しかし中間報告会を前にして、メンバーは気がつきます。調査とまとめの繰り返しで、立派な資料はできているのですが、HFWに対して自分たちが何をするかについての議論が深まっていないのです。
そこで、これまでの調査をふまえ、HFWが二枚目の名刺SPJに求めるものを改めて議論する場が設けられました。HFWの中期計画にも入っている「遺贈寄付」に焦点が絞られると、今後のTo Doもスムーズに決まっていきました。

中間報告会に向けた発表準備も、役割分担はスムーズに決まりました。
当日の発表も滞りなく終わりました。
チームビルディングの時間となり、改めてメンバーそれぞれの「どんなチームになりたいか」について話し合いました。

・もっと議論を発散させたい。
・コミュニケーションを深化させ、よりフランクな会議体を目指したい。
・小さくまとまらずに自分たちの個性も出したい。

週に一度のSPJミーティングの時間では、どうしても「何をするか」に焦点が当たりがちです。限られた期間で目標を達成するためには、それも必要なことです。
しかし、「何をするか」ばかりに囚われてしまうと、味気ないプロジェクトになるのではないか、私たちは何のためにSPJに参加したのか。そんな問いが、メンバーの頭に浮かんだことと思います。
チームビルディングで改めてメンバーの「思い」を共有し始めたところで時間切れ。次回のミーティングでこの続きを、みんなで食事をしながらやってみることになりました。
中間報告会をきっかけに、メンバーの進化・深化がさらに楽しみな展開となりました。

2月23日、最終報告会を行いました!

できる人ができるときに…お互いにカバーしあった3ヶ月。

3ヶ月間の集大成ともいえる最終報告会。
直前のミーティングは、バタバタしたり焦ったりすることもなく、最終報告に向けた資料の最終確認が行われました。
これはサポートプロジェクトとしては、とても珍しいことのようにも思います。
週1回のプロジェクト・ミーティングには全員が毎回出席できるわけではありませんでしたが、相互にフォローし合いながらスケジュール管理を行い、着実にゴールに向かってきた成果と言えるでしょう。
HFWさんへのギフトは、遺贈寄付に関する資料となりました。
後半のプロジェクト・ミーティングでは、まだ前例の少ない遺贈寄付という取り組みに対し、どのように説明すれば相手に伝わるのかについて熱い議論を重ねてきました。
お互いの強みを生かした役割分担も、功を奏しました。

後日の打ち上げでは、作成した資料が団体内ですでに活用されているという話も出ました。
それぞれの努力の結果、スムースだったプロジェクト進行でしたが、そこはやはり向上心のあるメンバーたち。
「まだ遠慮があったね」「どうすればもっと良いプロジェクトにできただろう」という議論で夜が更けていきました。
プロジェクトをスムースに進めて行きながらも、メンバー一人ひとりの思いを合わせていく難しさが、メンバーの心に残ったようでした。この経験が、1枚目や他の活動にどのように活かされていくのか、また次の懇親会で聞かせてもらえたらと思います!(ちっち)

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